記憶「ふたり乗り」・・・2007.10

何となく過去のスキャン画像を繰ってみた。自転車のふたり乗りの写真を見つけた。たしか、これを撮った時にもブログにアップしたような、、、。この写真、何だかほっとするものがある。この時、二枚撮っている。もう一枚は、自転車はすでに行ってしまって、遠くの横断歩道を横切っているところを撮ったものだ。カメラはライカ。連写できないからこそ撮れたのだろうか、、、それとも連写できたらもっと良い作品だった?

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2009-01-27 : シャッターチャンス : コメント : 2 :

背番号7

中学二年の夏休み。毎朝学校へ行って野球の練習をした。走ってばっかりだった。僕は野球が大好きだったけど、下手だし、がりがりに痩せて、肩も弱い。それでも野球部に入っていた自分がおかしい。二年の夏、僕がもらった背番号は7だった。その頃、僕にとってヒーローは西鉄の池永だった。そう永久追放された天才投手。僕はそれから間もなく監督から背番号7を剥奪された。原因は、女子卓球部の部室を覗いたからだ。僕のユニホームに数字の7の跡がくっきり残った。永久追放の池永の気持ちが一億分の一だけわかった。今年、西鉄ライオンズのユニホームが復刻された、僕が選んだ背番号は池永の20番ではなく、稲尾の24番だった。本当は、僕の7番にしようかと思ったけれど・・・。ついでに一つエピソードを。この真夏の練習の途中、学校の用務員室の白黒テレビで、アポロ宇宙船のアームストロング船長の人類月面第一歩を見た。それを見たあとまるで月面のような炎天下のグランドに出て白い球を追った。

08.7.19よしみなど140
2008-07-25 : シャッターチャンス : コメント : 2 : トラックバック : 0 :

シャッターチャンス・・・『カップル』

『カップル』2006.7 高田馬場

 山手線内回り電車に乗った時、ホームの反対側で顔を近づけるカップルを見つけた。僕はすぐにカメラを出し、もうドアが閉まりはじめたその瞬間にシャッターを押した。他人事とはいえ、甘酸っぱい。

この作品を撮ってから二年になる。その後、似たようなシーンを時々見かける。羨ましいかぎりだ。久ぶりに見て、やっぱり良い作品だと思ったので、アップします。。それから気づいたんですが、このカップルが高校生同士というところがいいですね。
□個展『STATION』で発表した作品。。ライカM4-P/ロッコール90mm
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2008-07-10 : シャッターチャンス : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

シャッターチャンス・・・『車窓』

車窓にこだわり始めて数ヶ月後のある日。僕はこの光景に出会った。僕は最初、隣のホームの女の子3人組に注目していた。ディズニーランドにでも行くところだろうと思った。3人はやって来た電車に乗ってしまった。そこへ、手前に始発電車がやってきた。引き続き3人を追っていると、ドアが閉まる直前に電車から駆け下りてしまった。行き先違いの電車だったのだろうか。僕は手前の電車越しにシャッターを押した。手前の電車の中の親子は、学校見学に行くところだと想像した。ホームの3人の女の子も電車の中で母といっしょの少年も同じ中学3年生だろうか。その光景をじっと見つめる後姿の初老の紳士。僕はこの写真を見るたびにブレッソンを思い出す。

2006年9月中野駅にて。『車窓』個展「STATION」より
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2008-07-09 : シャッターチャンス : コメント : 1 : トラックバック : 0 :

シャッターチャンス・・・・

決定的とまでは言えないが、偶然の被写体と写真家が互いを意識した瞬間の写真だ。中央線と中央総武線が並んで走っている路線だ。夕暮れ時だった。僕は扉の側に立って外を見ていた。やがて中央線が僕の乗った総武線を抜いていった。扉の窓から僕を見ている女性。。僕は彼女に合図してシャッターを押した。

□あとで解説を追加します。
□もっとこの種の作品を見たい人は、右下の拍手をクリック。。
2006年?月吉祥寺付近。ライカM3/エルマー50mm
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2008-07-08 : シャッターチャンス : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

シャッターチャンス・・・

□この写真を撮った時のエピソードについて考えてみましょう。とても興味深く、僕たち写真家にとって素通りできない要素を含んでいると思うのです。ただし、この中に出て来る記者にはなんら落ち度もありません。一般的にカメラを持つ人間に対して抱く感情なのではないかと思うのです。むしろ、このエピソードをくれた記者の方に感謝しています。

この日、突然やってきた真夏の暑さの中、僕は2台のライカで一日中お仕事の撮影をしていた。そう、愛用のライカのそろい踏みだからそれなりに楽しい。さて、問題のこの写真は、撮影地Aでの取材を終えて、撮影地Bへ向かう電車の中から撮ったものだ。ある駅のホームのベンチ。うだるような暑さに弱りそうになった身体を休めている二人。一人は女子高生でもう一人は主婦。このふたりの有り様が面白く、僕は「可愛いな」と言って迷わずシャッターを押した。シャッターを押した時、同行していた記者が「やめてください」と僕に言った。最初、僕は冗談かと思ったが、記者の顔つきは真剣そのものだった。面倒だからその場でこの件について記者と話すことは避けた。記者が言った意味について、無断で人を撮ってはいけない、ということだろうと思った。次に女子高生を撮るなんて破廉恥だ、ということもあるかな、とかすかに思う。ところがB撮影地での仕事が終り別れ際に、「もう存分に撮ってください」と記者は言った。この言葉によると、例え移動中でも仕事中だから、撮影はご遠慮ください。となるのだが・・・。

僕はいつもカメラを持って歩く。そして気になったらシャッターを押す。そのことを止められたら僕は写真家ではなくなる。さて、皆さんはこのエピソードについてどうお考えになりますか。

『これって夏?』ライカM4-P/ズミクロン35mm
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2008-07-07 : シャッターチャンス : コメント : 3 : トラックバック : 0 :

カメ子の部屋・・・2の資料

カメ子の部屋・・・2の資料

写真1~ある日ホームでこの写真に似たシーンを見た。二人の乗客が足を揃えて乗るところ。ただそれだけだが何となく気になった。そこでもう一度あったら撮ろうと考えるようになった。それから数日後にこの写真を撮った。案外簡単に撮ったから、次は3人が同時に乗り込むところを撮りたいと思うが、二年経った今もまだ遭遇していない。
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写真1

写真2~飛乗りのシーンを立て続けに二度撮った。どちらも少女だった。最初のはセーラー服の女の子で傑作だと思うが、ブレがひどい。二回目に撮ったのがこの写真でチャンスはすぐに来た。しかし、それから二年、同じような撮影機会に恵まれていない。・・・この作品は一昨年の個展「STATION」で発表、「鉄道と彼女」に収録。
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写真2

この二枚はいずれも偶然の一種であるが、こうなるであろうということを予測してその機会を待ち続けた。撮れる時はあっさりと撮れてしまうが、実はそれはそれでなかなか出会えない機会で、千載一遇なのである。この二枚程度の作品でさえ、全くの偶然に作品を撮ることはできないというのが僕の結論である。千載一遇も狙っていなければ遭遇しないし、ましてや写真を撮ることなどできないことになる。ブレッソンも恐らくかなり執拗に狙って撮ったと推測する。

□他の写真資料を見たい人は拍手を。。
2008-06-24 : シャッターチャンス : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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