『もう一度会いたい・その3』


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2013.2*新宿

 思わずシャッターを押した。そのとき僕は、眼の前を横切るように横断歩道を渡って行く女の子に完全に釘付けになっていた。彼女の全身は何らかの法則にしたがって完璧に着飾られている。こういうファッションは珍しくはないぞ、と自分の心をなだめる。しかし、この成り済ました様はやすやすと出来るはずはない。そう思うと、彼女にとても興味が湧いて胸がざわつくのだった。

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 想像〜彼女は、小学校から高校まで私立の女子大の附属に通った。成績優秀だったが、さらに偏差値の高い他の大学を目指すでもなく、そのまま上の女子大へ進学した。専攻は仏文。そこでゼミの男性教授に連れられてシャンソンバーへ通ううちにフランス語でピアフを口ずさむようになった。彼女の男性観は特異であるから恋人はまだいない。好きなものは、千疋屋のゼリーとボードレールと三島由紀夫と自宅で飼っているペットの白いヘビ。爬虫類に興味があるわけではなく白いヘビは幸運を呼ぶと知人に聞いたからだった。今は新宿紀伊国屋の中にある演劇女優御用達のメイク道具専門店へ行った帰り。知人に誘われて詩の朗読会に参加するうちに舞台に興味を持ち始めたのだが・・・

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□『もう一度会いたい』とは⇒街で見かけた素敵な女の子への賛辞です。
□万が一、この女性をご存知の方がいらっしゃいましたらご一報くださいませ。



2013-03-11 : もう一度会いたい : コメント : 0 :

『風のガール』もう一度会いたい。。

無題29
2007.3.30吉祥寺にて/model*けい

           ☆

 時々思い違いをしていることに気づく。歌詞のことだ。特にボブ・ディランとジョン・レノンの曲にたびたびある。詳細は説明しないが、ディランの詩はもともと難解なので仕方ないが、ジョンの曲の誤解にはほとほとあきれる。もちろん、僕の勝手な解釈によるものだが、長年にわたる思い違いを直すことをためらう気持ちもある。

 僕がイマジンに出会ったのは高校一年の時だった。寮の風呂のたき付けをしている時にラジオから流れた。「君の人生について考えてごらん」と僕に問いかけていると思い違いをした。本当の意味を知ったあとも、やはりそう思っている。

 ラバー・ソウルの中のジョンのGirlという曲も僕が思い違いをしている。女の子(誰でも良い)を思い出す時に流れるBGMになっている。

 五年前の春、風の強い日だった。僕は吉祥寺駅のホームで出会った子を売店の脇で数枚撮った。交わした言葉も少なかった。彼女は僕の胸に切なさのタネを植え付けて去って行った。それから春になって、風が吹き、Girlを聞くたびに彼女を思い出し胸が痛むのだ。もちろん、彼女がGirlの歌詞のように、僕を悩ます子ではないのだが。



           ☆

□一気に桜が開花し始めました。4/8(日)の写真塾『さくらまつり』はバッチリ満開でしょう。一緒に桜を撮りましょう。参加受付中。
□どれ?NO.13は予告なく締切ります。コメントよろしく。

2ndG展DM写真面
2012-04-05 : もう一度会いたい : コメント : 0 :

もう一度会いたい(Perfect!!)その1

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2011.6.24吉祥寺にて、、

女の子を見て軽々しくパーフェクトなんて思わないけれど、この子を見た時は正直うろたえるほどだった。モデルやタレントならカッコ良く着こなすこともあるが、どこか着こなしに業界ずれを感じる。ごく日常的にこのファッションを決めている子は稀。どうして日常的かと言うと、彼女の全体に気負いがなくあまりにも自然だったからだ。僕が一番気に入ったのは、顔とヘアスタイルなのだ。染めていないヘアを平凡にカットしている。顔も薄めのメイク。本物の品が備わっている。だからこそ、このバルーンの水玉ワンピースが似合う。このバッグはあるブランド。たしかどこかで見たことがある。だれか教えて。。できたら彼女から直接聞きたいものだ。

待てよ、そう言えば『もう一度会いたい!』と思う女の子たくさんいるなあ。随時紹介しよう。
2011-06-30 : もう一度会いたい : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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