二日目になりました


ギャラリーでお待ちしています。
僕の活動は、皆様方が作品をお買い求め頂くことで成り立っています。
皆様への感謝は決して忘れません。

7/23 午前9時  魚返一真
2014-07-23 : 26th個展へ : コメント : 0 :

初日がおわりました

7/22(火)26th個展『君のともだち』初日。。

ご来場のみなさま、ありがとうございました。
アンケートを読ませていただくと、お気に召された方が多く、嬉しいかぎりです。
プリントをご購入頂いた方々、暑く御礼を申し上げます。

魚返一真
2014-07-22 : 26th個展へ : コメント : 0 :

初日 

26回案2


本日は初日です。
開廊時間は11時半〜18時です。

ギャラリーの様子などツイートいたします。
@ogaerikazuma





□7/22(午前8時現在)

ギャラリー当番。。現在決定している日程です。


7/22(火)開館/えりちん   閉館/未定
7/23(水)開館/未亜ちゃん  閉館/未定
7/24(木)開館/高橋     閉館/高橋
7/25(金)開館/未定     閉館/篠田
7/26(土)開館/篠田     閉館/西牧
7/27(日)開館/西牧     全員

以上よろしくお願いします。
魚返一真



2014-07-22 : 26th個展へ : コメント : 1 :

『ギャラリーで話そう』


26回案2


              ﹆

ネットで見ただけで僕の作品を理解したつもりなら心外だな。まずギャラリーに来て欲しい。そして、機材のこと、出力のこと、モデルのこと、写真に関するすべてのことを僕と話そう。




□魚返は7/22〜7/27の会期中、終日ギャラリーにいます。遠慮なく声をかけて欲しい。



2014-07-17 : 26th個展へ : コメント : 0 :

26th作品販売

26回案2


いつも魚返作品をお買い上げ頂いている皆様へ。
すでにご承知のように今年も個展『君のともだち』(2014.7.22から27)を開催します。
今回も会場へお運びいただけない方へ通販のご案内をいたします。
購入ご希望の方はカタログ希望と書いて下記へメールください。
サンプルをお送りいたします。(なお、過去作品も同じ価格で承っております。)
ad28682@ha.bekkoame.ne.jp

※ご購入の可能性のない方のカタログ請求はかたくお断りいたします。
※2万円以上ご購入の場合は送料無料。5万円以上お買い上げの場合は2割引とさせていただきます。

モノクロ(手焼き/バライタ紙)金子氏/ラボテイクによるプリント。
・六つ切~25000円
・四つ切~30000円
・全紙~50000円

カラー(インクジェット・ピクトランバライタ紙)魚返の出力
・六つ切~15000円
・四つ切~20000円

なお、モノクロのインクジェット仕様もあります。
モノクロ(インクジェット仕様・ピクトランバライタ紙)魚返の出力
・六つ切~15000円
・四つ切~20000円

以上、何とぞよろしくお願いいたします。
妄想写真家・魚返一真

2014-07-15 : 26th個展へ : コメント : 0 :

26th個展迫る

26回案2



魚返一真の写真を、「チラリズム」を利用した好色写真とするだけでは足りないと、だれもがかんじているはずだ。


□詩人で北海道大学准教授である阿部嘉昭氏による魚返一真作品評をいただいた。長文なので、全文は個展にお読み頂きたい。

□7/22〜27/渋谷ギャラリー・ルデコにて。
 ルデコはこちら。。http://ledeco.net/



2014-07-13 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『個展の準備』

 このところ個展の準備に追われています。いよいよ作業も佳境に入りました。  

 今さらですが、僕の作品はプリントで観てもらうのが一番良いです。すでにご承知のことと思いますが、僕はすべての写真をフィルムで撮っています。したがって、ネット上では作品のクオリティが低いこともさることながら、ギャラリーでしか公開できない秘蔵カットもあります。つまり、僕が個展にこだわるのは、写真家がフリーハンドで作品を発表できる唯一の場所だからです。
 
 毎回ご来場くださるファンの皆様、そして作品を買ってくださる皆様に深く感謝しております。まだ僕の作品を生でご覧になったことがない方々には是非ともお越し頂き直にプリントを観て頂きたいと思います。

 

                 2014.7.6 魚返一真



□7/22〜7/27まで終日常駐して皆様のお越しをお待ちしています。
□モデルにご興味の方はこの機会に直接作者に会って質問してください。
☆明日、やっとDMを発送します。



26回案2



あなたのために・・・(コメントへの返信)

魚返作品のファンでいることを秘め事にしている人がいることを誇りに思うときがあります。匿名さんもそのひとりですね。僕のファンは日ごろ表に出てきません。時には、僕のファンはひとりもいないと感じることさえあります。でも、個展を開催すると、どこからかやってきて作品を気に入ってくれて、そしてすぐに何処かへ消えていくのです。個展が終わると僕はまた制作のための深い瞑想に入ります。そんなとき、僕を支えているのは、僕の作品を愛してくれるモデルとファンの存在です。つまり、ファンがいるから僕は撮り続けているのです。匿名さん、ありがとう。またいつか会いましょう。





2014-07-06 : 26th個展へ : コメント : 1 :

『26回目の個展』


              ﹆

 写真家にとって最も大切な舞台は写真展であると思うから僕は個展を開いている。写真を観てもらうのが目的ではあるが、どうやらそれだけではなさそうだ。 

 誰もいないギャラリーにいると、何が目的で写真を撮っているのか考えてしまう。そして、おぼろげにわかる瞬間がある。さらに数日のあいだぼ〜っとしてると、自分の未来さえ見えることもある。しかし、先が見えることほど人にとって哀しいことはなく、見え方によっては絶望するかもしれない。

 今は来月の個展の準備をしている。同時に次の個展と次の次の個展も企画している。つまり、終わりがなければ僕は僕でいつづけ、いずれ老写真家として絶望をエロチックに撮るチャンスだってくるかもしれないからね。

              ﹆


□写真、つづけてください。
□是非、7月の個展に来てください。ブログでは味わえないエロスも展示する。
Twitter(フォローをお願いします)⇒⇒




 
2014-06-23 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『デパートガール』・・・高島屋編

1995depaga001-2_edited-1.jpg


1995年3月、立川にて。
model*Kiyoko Hanzawa
designer*Junko Ikeno

                ☆


                ☆

 デパートの包装紙で作った服を着た女の子。

 この日のことは今となっては実際(19年前)よりもっと遠い昔のような気がするし、すでに夢であるかのような、さらに夢でさえないような、撮影そのものがただの錯覚であったような気さえする。


                ☆



□26th個展にて展示予定。『君のともだち』というタイトルにそぐわない?僕にとって、僕のわずか半分の年齢でしかない女の子たちと友達同士みたいに撮影したことはかけがえのない大切な思い出です。デザインしてくれた彼女の才能にとても驚いたのを憶えている。

Twitter(フォローをどうぞ)⇒⇒





2014-06-22 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『君のともだち』




『君のともだち』
むかし透明人間になって君の部屋へ忍び込みたいと思っていた。
それとも僕が女の子になって君に寄り添うのも悪くないとも思った。
たとえ僕が君からみて異性でも同性でもない第三の性になったとしても、
僕は君のともだちになりたかった。

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第26回魚返一真写真展『君のともだち』
2014.7.22tue〜27sun
Gallery LE DECO 6(Shibuya)
http://ledeco.net/
2014-06-06 : 26th個展へ : コメント : 1 :

『めまい』

○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら

2014.5.14 model*かなみ

                ﹆

 もうすぐ梅雨になるのだろうか。今日の湿度は僕の精神と身体に何らかの変調をきたすに十分だった。公園のなだらかな斜面では二人の作業員が草刈りをしている。咲き終えたタンポポの群生もまるごと刈られてしまう。乙女ならずとも、こんな僕でさえ虚しくなることがごく当然な午後だった。やがてやってくる夏を楽しみに待つ気持ちの何倍もの苦しみが樹々の向うに見えたのも僕を憂鬱にしていた。

 かなみは静かな女の子だった。話しかけるとすぐに「はい」とこたえる。その小刻みなリズムには躾のあとがうかがわれた。そして、それ以外は口を閉ざす。人みしりですと、かなみのメールに書いてあったのを思い出した。この乙女がつくり出した空間には現代人に当然のように備わった巧みな偽りなど入り込む余地はない。僕はかなみの愛らしさがわかった。

 かなみをファインダーに入れたとき軽いめまいがした。

「下着が映ってもよいですか」
「いいえ」



                ﹆










2014-06-02 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『夏草』


○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら


2014.5.11 model*さくら

                ﹆

 さくらが送ってきた写真を見たときとても驚いた。数日前に街でスカウトした女の子にそっくりだったからだ。スカウトした子からメールが来なかった代わりにさくらが現れたことに軽い運命を感じていた。

 実際のさくらは写真より愛らしかった。言葉遣いは歯切れがよく姉さん的だった。さくらの顔はひと言でいえば和風でコケティッシュ。身体は小柄だが胸は適度にあって全体としてセクシーである。さらに、ときどき表れる晴れやかな表情には癒しがあった。さくらは素敵すぎて、裏側に別の人格が潜んでいはしないかと勘ぐるほどだった。

 僕はさくらを連れて二人きりになれる場所を探し鉄道沿いを歩いた。土手の斜面が落ち切った狭い空き地は夏草が膝上の高さまで茂り始めていた。さくらがいくつか草の名前を言えたことは僕の疑いと緊張をほぐす効果があった。こんな女と恋をしたらどんなにか素敵だろう、とまで思った。

 草むらに座ったさくらをファインダーに入れた時、僕の心は少年時代にスリップした。覗きと夢想の日々の記憶の断片が再現された。さくらは無防備に股間を大きく開いて極めて薄い桃色の下着をあらわに見せながら動じない表情でファインダーの中の僕の瞳を凝視したのだった。


                ﹆




□タイトルを変更しました。『少年のワルツ』⇒『夏草』
□近日中に写真塾のモデルに登場します。




 

2014-05-18 : 26th個展へ : コメント : 2 :

『Exotic』


20140510ayu089_edited-2.jpg


2014.5.10 model*彩友

               ⁂

 彩友はExoticな十九才である。彼女に似合う曲はしなやかで品のあるルグランの映画音楽あたりだろうか。

 彩友の瞳は木漏れ日が当るとまるでトパーズのように薄茶色に輝き、小ぶりな唇は朱色に塗られ、ごく自然に伸ばした茶のロングヘアーをナチュラルにウェーブさせている。風通しの良いオレンジ色のワンピースを着た彩友の姿はとあるヨーロッパの避暑地でバカンスを楽しむ娘のようである。

 彩友は撮影の手伝いを手際良く手伝ってくれる。それはごく自然で、無理な親切にありがちな違和感は微塵もない。初夏の午後、刻々と変わる美しい光の中で若い身体を輝かせながら外国の雑誌を読む彩友はExoticで上品な美しさがあった。

「魅力的だね」
「そんな、とんでもありません」
 何度褒めても彩友は同じ言葉をくり返す。
「どうして、わからないの?」
「自分が一番わからないんです」

               ⁂





☆5/25(日)176回写真塾のモデルは彩友です。参加受付中。



2014-05-17 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『air』



○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら


2014.5.10 model*rina∞

               ﹆

 電車に乗った。車窓を通り過ぎる新緑と青空に包まれた郊外の風景は印象画のように見えた。遠くからフルートの音が聴こえてくる。それはこの数日のあいだフルートの曲を繰返し聴いたための空耳で、rinaが奏でるフルートの音ではない。rinaのフルートはまだケースの中だった。

 rinaは座席でフルートをケースから出して組み立てた。フルートを構えると笛吹き少女になった。僕は世界中のどこかにいるrinaを待っている誰かに今の彼女の真実を見せてあげたいと思った。

               ﹆

「あの言葉なんだっけ?あれだよ、ほら、ディランの、、」
「『君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい』です」
「そう、だから、君は君の立場でフルートを奏でて欲しい。僕は僕の立場で撮影するから。できた写真には、今君が吸っている空気=airが写ると思う」
「わたしはどうしたら?」
「強いて言えば、バルテュスが描く少女のように無防備に足ぐみをしてフルートをそっと構える・・・」

 フルートを構えたrinaの澄んだ瞳はどこか遠くを見据えていて、とても愛らしかった。そんな純潔な娘を前にしたときでさえ僕が思ったことは、rinaがもう少しスカートを上げて欲しいということだった。

                ﹆









2014-05-16 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『ロマンチストのための初夏』


20140423eri023-1_edited-4.jpg



2014.4.23 model*eri

                 ﹆

 新緑の季節である。たった今この時こそが最も輝いている瞬間だった。木の葉の生育はまだ頼りなく木漏れ日はやや大きめで、木陰に座った娘の顔は陽射しに照らされている。しかし、夏のように強すぎずやわらかく程よい。時折病み上がりの身体には若すぎる風が、あなたの青春を思い出してごらんなさい、と思わせぶりに通り過ぎる。僕は僕の14才を懐古しながら草原を駆ける風を見送った。娘が座る地面一面にタンポポが咲いている。つまり、眼の前に広がっているのは絵に描いたような初夏なのだった。もちろん、僕が考え得る範囲の、であったが。。。

 さて娘だが、みずみずしく白い肌はまだ幼く、時代を無視したような眉毛と髪の手入れが、彼女をはからずも年齢不詳にしていた。始めて会った時、僕は娘の年齢を18才と推測したのだが、はたして幾つだろうか。
 娘は大好きなフラゴナールの『ブランコ』という絵画の解説をした。その絵にまつわる許されざる物語に含まれるエロスを可笑しそうに語った。僕はそれを聴きながら娘の瞳の聡明な輝きにうっとりしていた。娘が言ったもう一つの言葉が頭をよぎる。「男と女って一生かけても分かりあえないんだなとつくづく感じるんです」そんな哲学的な思考をする娘が好む曲は、ラヴェルの「亡き王女の・・・」であるから、やはり彼女が乙女であることは間違いないようだ。上手く言えないのがもどかしいが、この娘がロマンチストが故に垣間見せるある種の気難しさが彼女を魅力的しているのではないかと思う。

「お尋ねします」
「どうぞ・・・」
「結局、会いたいと思う人に会えるのかしら?」
「僕は君に会えたよ」
「・・・」

 娘の名前はeri。彼女にしかない特別な魅力を持った女の子である。ファインダーを覗くとeriは初夏と同じように聡明だった。「愛らしい」と言ってシャッターを押した。そして、いつものようにスカートをひるがえすような強い風が吹くのを待った・・・







                 ﹆




 
□eriは、2014.4.16 13:50頃スカウトした女の子です。このブログの記事『eriと春風』参照。この日と同じ服で来てもらった。



2014-05-03 : 26th個展へ : コメント : 2 :

『花びらの冷凍保存』



○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら


2014.4.17 model*たま子

                ﹆

 ひさかたに光がのどかに射し込んだ春の日に、あの寒緋桜は静かに花を散らした。僕はその赤い小さな花を集めて透明な瓶の中へ入れて冷凍保存した。道ばたに立っている寒緋桜の下でたま子の乳首を見たのは去年の今頃だった。寒緋桜の赤い花を見たとき、その初々しく美しい乳房の記憶は甦り、乳首への激しい思慕から衝動的に花びらを保存しようと考えたのである。

 たま子を連れて葉桜となった寒緋桜の下へやってきた。僕は冷凍保存した赤い花が入ったガラス瓶を手にし、たま子の身体にこの花を散りばめてしまいたいと考えた。たま子は、姫踊り子草とオオイヌノフグリの群生の中に仰向けになって、下着を下げ下腹部を出した。僕はその上に凍った寒緋桜を散りばめたが下腹部のすべてを隠しきれなかった。一年前のたま子と大きく二つ違っていた。その一つは、三つ編の髪がなくなってしまったこと。。。


                ﹆

 心にある桜を嫌う気持ちについて、この国に生まれた人の心の中に生きる草花への思いは深く、たとえそれを拒絶してもそれもまた風土への愛なのだという思いに至った。



                ﹆



□個展では別カットを展示します。ここに掲示した写真は彼女の陰部にカンヒザクラを散らす前のカットだからです。。


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『緋寒桜の散る道ばた』・・・2013.3.29〜その一//2013.3.29 model*たま子
今回撮影した『花の散るらん』と合わせて2年越しの作品(組写真)となりました。ただし、個展では別カットを展示いたします。。

20130329tamako004-1_edited-4.jpg




2014-04-29 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『Spring blooming/春爛漫』


○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら

2014.4.9 model*れいな

                ﹆
 僕たちがやってきた場所は一面春の花が咲いていた。もう夕方に近いその時間は花びらと新緑が夕日に透かして黄色く見えて異国情緒があった。

 女は背が高く白い足は伸びやかでノーメイクの顔と相まって健康的な眩しさを醸していた。それが女の真実を物語っているのかはわからない。しかし、そうあって欲しいという僕の願いと合致していたことは確かだった。

 小木の密生に囲まれた場所に女をうながすと、赤い表紙の分厚い本を抱えて身を屈めると夥しい数の白い花の中に座った。白い花はユキヤナギだった。

 女は欧羅巴の名も知れぬ農村に暮らす夢追人みたいに、将来への漠然とした希望へ向かう心のじれったさを、ファンタジーを書いた本を繰返し読む事で紛らしているかのようだった。

「乳房を見せてくれない?」
「でも撮らないでください」
「下着、脱いでくれない?」
「でも撮らないでください」
「僕が撮りたいのは、あなたの根底に流れる品です。その品を写真にするために、あなたはせめて乱れた自分を演じる必要があります。その相対的な刹那に品は妖艶さとともに半透明ほどに現れてくるのです」

                ﹆



□170回写真塾(4/20日)のモデルはれいなさんです。是非参加してください。













2014-04-15 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『花びらは儚く』


○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら

2014.4.4 model*美乃里


                 ﹆

 桜が散る時、彷徨人のために書かれたような哀愁に満ちたメロディーが僕の毛細血管を締めつける。その曲はミシェル・ルグランの『おもいでの夏』に似ていて沈痛だった。桜は僕にとって遠い昔の辛い物語の象徴の一つでしかない。桜が散るということは終わりではなく実はそれが始まり。そんな桜に宿命づけられた前向きな解釈が僕を脅迫する。それは昔も今も同じだ。

 2014年4月4日、14時44分44秒。白いワンピースの女は下着を脱ぎ捨てた。女は朽ちかけた桜の古木の根元に座った。風が長い髪をかき乱しスカートの裾をひるがえして陰部を露出させた。その風の中で僕の心によぎったイメージは陰湿だった。

 女は妖艶である。そこへ品の良い言葉遣いが相まって罪の香を醸し出す。去年のこの季節にこの女を撮った。その日も桜が満開だった。その写真には何かしら罪深いものが流れていて、僕とこの女が共犯者になったことを表していた。

 ここへ来る途中に出会ったソメイヨシノの大木の下で、僕たちは散ったばかりの花びらを掻き集めてガラス瓶に詰めた。その瓶から花びらを出して一塊を握ってみた。すると、しっとりしていて女の乳房を鷲掴みにしているような感じがした。

「君も花びらを掌に載せてごらん」

 桜は雪のように風に舞い乳房や股間の上に儚く散った。


                 ﹆



□露出のあるカットは個展にて展示いたします。。。






2014-04-11 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『赤い薔薇』・・・撮影報告


○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら

2014.3.15 model*郁美

                 ﹆


 郁美の肩越しに彼女の胸元へむけて春光が射している。彼女が握った薔薇をその柔らかい光線にかざすと、何枚かの花びらは朱色に透けて花全体を印象画のように萌たたせた。その薔薇の背景は郁美の白い肌であった。

 郁美と出会ったのは二年前の冬。女の子が集まる雑貨屋のコスメコーナーだったと記憶する。清純で無垢なところに惹かれて迷うことなく声をかけた。郁美をモデルに撮った最初の作品は『Happiness』、無垢なモノクロ作品だった。

 今ファインダーの中の一輪の薔薇をさらに赤く見せているのは郁美の白い肌との対比である。茶色の瞳のもの言わぬ奥深さは薔薇をモチーフにした作品が時として陥る派手さを抑え、さらに美しくカールさせたロングヘアーは画面を魅惑的にしている。ああ、郁美はなんという美しい女に成長したのだろう。今の郁美の美しさにはもはや薔薇とてかなわない。


                 ﹆









2014-03-21 : 26th個展へ : コメント : 2 :

『DM案NO.3』〜26th個展へ向けて


26回案3





□DM案NO.3(3/8ヴァージョン)






2014-03-08 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『DM案NO.2』〜26th個展へ向けて


26回DM案3_03



□DM案NO.2(3/7ヴァージョン)




2014-03-07 : 26th個展へ : コメント : 2 :

『DM案NO.1』〜26th個展へ向けて

26thDM案01_03

□DM案NO.1(3/5ヴァージョン)


 3月になった。個展はまだまだ先のことだと考えていたが、数えてみると四ヶ月しかない。さっそく今日はポストカードのデザインを考えることにした。

 皆さんのご意見を伺わせてください。よろしければコメント欄にどうぞ。。




□26th個展は、2014.7.22tue〜27sun
□4thグループ展も同時開催
□中島和久氏の1st写真展も同時開催







2014-03-05 : 26th個展へ : コメント : 1 :

『One note samba』8/8





『One note samba』最終章(メインカット)8/8は、ネットでの公開ができません。アザーで対応しようと考えていましたが諸事情から断念いたしました。なお、7月に開催する個展では必ず展示いたします。皆様のご来場を切にお待ちしています。




                      ﹆










2014-03-01 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『One note samba』5/8 & 6/8 & 7/8


☆5/8はギャラリーでご覧ください⇒こちら
☆7/8はギャラリーでご覧ください⇒こちら

□6/8は26th個展にて展示します。







               ﹆



上=5/8 model*tamako
中=6/8 model*rina
下=7/8 model*gemma




2014-02-26 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『One note samba』4/8



○作品はGalleryにてごらんください⇒⇒こちら

model*tamako+rina




         君のともだち・・・


           ⁂⁂⁂












2014-02-20 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『One note samba』3/8


☆この作品はGalleryでごらん頂けます⇒こちら

model*gemma


            ⁂


君が裸のマーメイドになる日を楽しみにしている



            ⁂





2014-02-18 : 26th個展へ : コメント : 1 :

『One note samba』2/8


☆この作品はギャラリーでご覧ください⇒こちら



model*rina


            ﹆

娘はクリオネが住む氷の海からやってきた

            ﹆




□『One note samba』は全8作で構成されています。。
□3/8をご覧になりたい方は拍手をお願いします。
□モデル募集中・・・こちら




2014-02-16 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『One note samba』1/8


☆この作品はギャラリーでご覧ください⇒こちら


model*tamako

            ﹆

あなたはある隠し立てを捨てて柔らかい皮膚を晒した
その事実を知った僕は何かしら息苦しい
おぉ、愛おしき邪悪な娘よ
僕はあなたをもっとみじめに汚したい

            ﹆





□『One note samba』は全8作で構成されています。。
□モデル募集中・・・こちら
□魚返一真・写真塾参加者募集中⇒⇒こちら




2014-02-15 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『One note samba』

2014.2.12 model*t+g+r

                  ﹆


 ここはエレベーターもない古いビルの一室である。部屋の壁はすべて白く塗られ小ぶりな家具が数点置いてあるだけで殺風景だった。南西に向いた大きな窓から角度の低い冬の太陽がレースのカーテン越しに射し込んで、窓に背を向けて置かれたソファーに窮屈そうに座った三人の娘を淡い光のヴェールに包み霞ませていた。あらゆる方向に拡散した光は部屋にあるすべてのものをモノトーンにしてしまった。例えば、女の子がかぶる麦藁帽子のひさしの花と枯れ草の飾りや、女の子がこれから食べるロールケーキや、ショートカットの女の子の陰毛のない股間など、どれもが単一な色彩だった。すると、白い壁をつたうようにボサノバが流れはじめた、曲はOne note sambaだった。もう、ここは初夏の楽園のようにきらきら輝いている。「おぉ、Tom jobimよ!」僕はおいしいお茶をひとくち飲みながら今日という日がやってきた幸福に浸っていた。

                  ﹆

 ソファーに座っている三人の女の子のうち、左右の二人は少女趣味なコットンの白いスリップを着ていて左の子の股間には下着が見えている。シンプルな白いワンピースを着た中央の子はうぶな乳首を見せながら、右側の子の長い髪を三つ編みにしている。そして、その光景を左側に座った子はじっと見ながら真ん中の子の肩にキスをした。

 僕は二台のカメラにそれぞれモノクロとカラーフィルムを詰めて、三人を舐めるようにシャッターを押した。撮影が終わって帰りの車の中で表出した気分、これって幸福じゃないかも知れないという疑い。では何だろうね?考えるのはやめよう。強いて言えば、そう、One note sambaが秀逸だってことなんだろうか。

                  ﹆






□この作品をごらんになりたい方は拍手をお願いします。。




2014-02-13 : 26th個展へ : コメント : 0 :

『黄色い約束』・・・作品1+作品2

作品1は21th個展にて展示。
作品2は21th個展にて展示。





                    ﹆

2014.1.21 model*りな

 昨日までの寒さは勘違いだったかのように穏やかな午後、郊外の木立に囲まれた草むらにセーラー服を着たの女の子といる。誰もいない日だまりに黄色いガーベラの花束を抱いた女の子が立つと、その上空を小鳥たちが僕の心を見透かしたとばかりにさえずりながら飛んでいった。そんな冬の午後、僕は彼女を独占できる歓びに満たされていた。
 まもなく僕は、「胸元を開いてください」「下着を脱いでください」と彼女に言うだろう。それは昨夜のメールで彼女も承諾していることだった。だが、本当に彼女はやるだろうか?少し疑いを持って彼女を見ると、正直そうな顔だちの真ん中で純粋な瞳がキラリと光っていた。それを見た僕は彼女を完全に信じたのだった。おぉ、何て素晴らしい時間だろう。

 そして、約束どおりの写真を撮った。。。



                    ﹆







□モデル募集中・・・こちら
□魚返一真・写真塾参加者募集中⇒⇒こちら















2014-01-29 : 26th個展へ : コメント : 0 :
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Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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