
僕がこのカメラを買ったのは全くの気まぐれからだった。その日僕はいつものように中古カメラ屋のウインドーの前に立ってニヤニヤしていた。楽しい時間だ。2000年ごろだったと思う。仕事で6×6はハッセルを使っていたが、作品撮りとなるとどうもしっくりいかず、何かないかと探していた時期でもあった。しかし、まさかテッサーの75mm付きを買ってしまうなどということは思ってもみなかった。みなさん!ここでまたまた僕らしい買い方をしてしまうのです。買った理由は、デザインです。グレーの革仕様がかっこ良かった。ベビーローライでは良く見ていたのですが、ローライフレックスはさらにマッチしています。
さっそく買って作品撮りに使ってみました。ハッセルの80mmでてこずったポートレートも、75mmだとスクエアも気にならずにピタっと収まる。不思議な画角だ。それ以来、多くの傑作をこのカメラで撮りました。例えば、千春さんの「ファミレス2」や妄想写真館の表紙ナツさんの「日傘」など。。。
実はこのカメラは現在故障中です。また坂戸のセキ写真さんにお願いしてオーバーホールしようかと思っています。このカメラにはたくさん良いところがあります。小さくて軽いのです。二眼レフは案外コンパクトなのです。といっても、昔のマミヤのレンズ交換式はでかいです。僕はそのイメージがあって、二眼レフから遠ざかっていました。
以前、関さんに熱く言われた、「魚返さん、気に入ったカメラは直した方が絶対に良いですよ」の一言を思い出す今日この頃です。ついにローライフレックスを蘇らせることになりそう。。。













