13thライブ・フォトコン

□13thライブ・フォトコンテスト、
作品のエントリー方法は郵送、E-メール、当日会場での3種類。
応募者の作品が届いています。皆さんもどんどんエントリーしてください。
エントリー料=1作品につき、500円。。。
2008-08-31 : トークライブ : コメント : 3 :

「迷子の部屋」model*よしみ

鉄道と彼女
「迷子の部屋」model*よしみ
2008.8.28

彼女が駅まで迎えに来ることは考えもしなかった。改札を出るとよしみが立っていた。セーラーのトレーナーにショートパンツ。まるで近くに海水浴場でもあるかのような格好だ。オードリー・ヘップバーンが着ていそうな服を、きいちの塗り絵の女の子を縦長にしたようなよしみが着ている感じだ。駅を出て線路脇を歩く。迷路のような路地の先に彼女のアパートがあった。僕は二十代の自分を思い出していた。その頃の僕は、ひまわり荘という健康的な名前のアパートに住んでいたのだが、雨戸は閉めっぱなしで、お陽様とまるで縁のない生活だった。そんな時代を思い出すと悲しくなった。よしみが部屋に戻って最初にしたことは、アイスを食べることだった。僕はそれがおかしかった。よしみの部屋には、方向はとにかく、幸いなことに窓があったから、僕はカーテンを開け光を入れた。少ないけど柔らかい明かりだった。僕はズミクロンを解放にしてよしみがアイスを食べ終わるのを待った。その間、部屋中を見回した。どの一角にもよしみの心遣いがあった。自分で撮った写真を飾ったり、古い小物を並べたり、、僕が一番気に入ったのは、くすんだ壁に飾られるようにぶら下がったオーガンジーとレースで出来た薄いコバルト色の子供用のワンピースだった。「今度、これを着てね」と僕は言った。アイスを食べ終えたよしみをベッドに座らせた。レンブラントライトに照らされたよしみは人形のように固まって見えた。僕は数回シャッターを押したあと、「服を上げて胸を出してくれますか」と言った。よしみはブラをしていなかった。すっと現れた乳房の立体感と質感がよしみが人形ではないことを僕に伝えていた。「両方出して」と言って、あの糸電話の赤い毛糸を首から胴へと巻き付けて、最後に乳房を這わせ何枚か撮った。そして、今度はよしみをベッドに寝かせた。天井を悲しげに見つめる裸の人形を僕はかなり執拗に撮った。帰り、駅に用事があると言うよしみと一緒に線路脇の小道を歩いた。虚しさが僕の胸の中いっぱいに広がった。

□この作品は22th個展「鉄道と彼女と僕」で展示します
ケータイ
KC280003 のコピー

2008-08-29 : 鉄道と彼女2 : コメント : 0 :

13thトークライブ

来週の火曜日(9/2)、13thトークライブを開催します。
目玉は、天川るるvs魚返一真。衣梨のベリーダンス講座、里子の子守唄。などなど。
天川さんが所属するSODクリエイトのサイトに詳細がアップされています。
僕のホームページのライブ紹介サイトはこちら。。
□会場はいつもの、ネイキッドロフト
2008-08-25 : トークライブ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

雨の妄想写真塾

雨の中、89th妄想写真塾を開催しました。
開催か中止か早朝まで迷いましたが、雨を撮るには良いコンディション(?)との判断もあり、開催を決断。案の定、途中からかなりの雨。そんな中、健気にモデルを努めてくれたよしみちゃんに感謝します。参加された皆さんもありがとうございました。今後も雨の妄想写真塾を開催しようと考えています。どうぞよろしくお願いします。

お疲れのよしみちゃん。ケータイ
2008824yoshimi.jpg
2008-08-24 : 写真塾 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

「るるの旅」model*天川るる

鉄道と彼女と僕・番外編
「るるの旅」model*天川るる
2008.8.22

最初はいつもと少し勝手が違った。理由はモデルがAV女優だからだ。しかしそんな違和感は電車に乗って撮影の時を待っている間だけだった。僕が女の子との最初の撮影に選んだシチュエーションは、やはり僕とたちを無心にさせてくれたのだった。いくつか目の駅で乗客が降りてしまって車内は僕たちだけになった。僕はいつものようにるると向き合って座った。そしてビデオを録画モードにし、ライカを構えた。「さあ、始めようか」僕はるるに軽く合図した。るるは撮られ慣れたいくつかの表情を見せていた。僕はそれには反応せず、時折シャッターを切り、るるが本当のるるに戻る瞬間を待った。その時はすぐにやって来て、るるの愛らしさがどっとわき出してきた。僕はスカートを上げるように合図した。

僕たちは多摩川の土手を歩いた。るるは北国からやって来たばかり女の子だ。そのぼくとつとした話しぶりがまだ東京に完全になじんでいないことを物語っていて、そこに僕は強く惹かれていた。ついさっき、駅前のさびれた商店街を歩いていた時「ここは故郷に似ているなあ」とるるが言っていた。その言葉にるるが未だ失っていないピュアな一面を見た。もしかして心はまだ北国にあるのかも知れない。るるの話し方はたどたどしいが、とても楽しい。それに一生懸命さが伝わって来る。

僕は事前に考えて来た写真を撮りたいとるるに言った。その写真とは、川に入りしゃがんでお尻と下着を濡らす、と言うもの。るるにそれを言うと、ちょっと考えて承諾した。少し躊躇した理由は、川が汚いからだった。北国の川はきっときれいなんだろう。そして僕はお尻を濡らするるを撮った。

僕は女の子と打ち解けて撮ることはほとんどない。それが僕だし、それが僕のポートレートなのだ。そのやり方の中で、るるは確かに本当のるるの姿を見せていた。

□この時のビデオと写真は9/2のトークライブで発表します。
□ライブに来れない方など本番の写真をアップして欲しい人は拍手をクリック!

ケータイ
KC280001 のコピー
2008-08-23 : 鉄道と彼女2 : コメント : 1 : トラックバック : 0 :

里子です。よろしく・・・

里子です。
「あれ~?あんたは・・・」
いいえ、私は里子です。
「はあ?あんたが里子って言い張るなら、いいけどさ」
皆さんが何とおっしゃろうと、私は里子そのものです。

□2008.8.9妄想写真塾にて・・・
2008.8.9ヤナモ塾057 のコピー

2008-08-21 : Portrait : コメント : 1 : トラックバック : 0 :

「胸騒ぎのタブレット」model*カノ

鉄道と彼女と僕
「胸騒ぎのタブレット」model*カノ
2008.8.21

白いノースリーブのワンピースを着た女の子にタブレットを持たせた。彼女はタブレットを持つことの神聖さを理解していたから、白い服を選んだに違いない。きっとそうだ。別の理由で白を選んだり、白を選んだことに理由などないとしても、僕は「神聖なんだよね」と、それ以上の彼女の言葉を遮るに違いない。さらに彼女の肌は透き通るほど白く,事実二の腕に静脈が透けて見えていた。
「透けているね。血管」
「ええ、気持ち悪いでしょう」
「いや、逆だよ」
と言ったあとに僕は胸騒ぎを覚えた。たぶんそれは別世界への誘惑だった。

多摩川線の築堤の脇。僕の大好きな場所だ。
「さあ、やってください」
「はい」と言って彼女は足をタブレットキャリアの輪に通し、えいとばかりに左足全体を太ももの付け根から跳ね上げた。僕はその瞬間、彼女の血管について考えていた。太ももの皮膚からかなり深くにある血管も見えているだろうか。何て美しいんだろう。僕はまた胸騒ぎを覚えた。

ケータイ
KC280009 のコピー

□なお作品をアップ希望の方は拍手をクリック!
2008-08-21 : 鉄道と彼女と僕 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

●9/2トークライブ・妄想写真コンテストについて

●妄想写真コンテストについて

★塾生は可能な限り応募してください!
□A4サイズのファイルに応募者の作品を集めて来場者全員による投票を行います。
□応募方法
◎プリント(A4以下のサイズ)お一人4点まで
1)ライブ当日持込み
2)プリントを(有)クリフへ郵送する
3)塾にて魚返に手渡し
4)魚返にデータを送る(2メガまで)/魚返が出力する
・タイトル、作者を表または裏に記入(または貼付け/データ添付)
ad28682@ha.bekkoame.ne.jp

■参加費~1作品につき500円
・当日会場にて支払
・振込

1)三菱東京UFJ銀行・三鷹支店(店番号222) 
 普通・1359493(名義)オガエリ カズマ

2)ジャパンネットバンク(店番号 001)
 口座番号・3052837 オガエリ カズマ


◎副賞~優勝賞金(参加費合計の70%)+賞状

●作品の返却
・9/2会場にて
・塾にて
・個展会場にて
(いずれにしても大雑把です。貴重なプリントでの応募はご遠慮ください)

<応募作品・送付先>
〒202-0023東京都西東京市新町1-4-1-1113
(有)クリフ・フォトコン係
2008-08-20 : トークライブ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

旅路・その3「三角ベースの思い出」

鉄道と彼女と僕
旅路・その3「三角ベースの思い出」
2008.8.2

おばあちゃんちの近くの小倉神社の境内で三角ベースをした。僕のひいき球団は西鉄ライオンズで、ヒーローは稲尾。背番号24。僕たちは一日中この杜の一角で野球をした。それこそ倒れるまで走った。汗が引いて行く時の寒ささえ感じた爽やかさが懐かしい。現在より気温が低かった夏の体感だったのか。そして夕方になるとあぜ道の脇を流れる小川の水で冷やしたスイカを割った。口いっぱいに頬張ると、すぐにお腹が冷えて鳥肌が立った。夜は怖いほど真っ白く見える天の川の下で、立ち小便をしながら、明日また三角ベースをやろうと従兄弟たちと堅い約束をした。

08.8.2神社034 のコピー

□つづきを読みたい(見たい)人は拍手をクリック!
2008-08-19 : 鉄道と彼女と僕 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

旅路・その2「町田駅の思い出」

鉄道と彼女と僕
旅路・その2「町田駅の思い出」
2008.7.31

毎年、夏休みになると僕はお婆ちゃんちへ行った。バスに乗って行くことが多かったが、道中舗装道路と言えばお金持ちの家の前の100メートルだけでそれ以外はすべてデコボコ道だった。僕は毎回激しく揺れるバスのお陰で気分が悪かった。時には家の近くの豊後森駅から国鉄宮原線で行くこともあった。車両は先頭がドーム型のキハ07だった。キハ07は僕をお婆ちゃんちのある町田駅まで快適に送り届けてくれた。何十年かぶりに町田駅へやってきた。築堤を登ると階段の上に駅があったと記憶する。古い階段を上がるとホームと駅看板が残っていた。当時のまんまだった。大きな樹も。。。僕は嬉しかった。この九州の山村に位置する国鉄宮原線が廃止になって、この町田駅がなくなるまで現在の東京町田市にあるJRの駅は、原町田と呼ばれていたと思う。

08.8.1町田011 のコピー のコピー


□旅路・シリーズの続きを見たい人は拍手をクリック!
2008-08-17 : 鉄道と彼女と僕 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :

13thトークライブ

13th・トークライブ
  魚返一真の妄想写真講座
「鉄道と彼女と僕」

2008.9.2(火)
場所~ネイキッド・ロフト
TEL 03-3205-1556
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F

★スペシャル企画!
「天川るるVS魚返一真」
SODクリエイト人気AV女優・天川るるちゃんが
魚返作品「鉄道と彼女」に挑戦してくれます。
amakawaruru.jpg
★天川るる(プロフィール)
【誕生日】1987.9.22
【出身地】北海道
【趣味】料理(和食)、アロマ
【身長】148cm
【3サイズ】B:85cm(Eカップ)、W:56cm、H:83cm
【足】22.5~23.0cm
■当日の内容(順不同・変更の可能性あり)
・10月に開催する22th個展『鉄道と彼女と僕』の作品の予告
・天川るるvs魚返一真
・衣梨のベリーダンス講座
・妄想写真コンテスト
・新作ビデオ上映
・質問コーナー
・レアグッズ販売
・その他決定し次第随時アップします
2008-08-13 : トークライブ : コメント : 3 : トラックバック : 0 :

暑中見舞い?それとも残暑見舞い?

暑中見舞い?それとも残暑見舞い?
この作品をお盆を迎え、何かを想うすべての人に送ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鉄道と彼女と僕「花火あそび」model*カメ子
2008.7.27

僕は浴衣姿の女の子を花火に誘った。場所は大好きな鉄橋の下。

2008-08-13 : 鉄道と彼女と僕 : コメント : 1 : トラックバック : 0 :

旅路・その1「豊後森機関庫の思い出」

鉄道と彼女と僕
旅路・その1「豊後森機関庫の思い出」
2008.7.30

豊後森機関区にあった扇形機関庫は今も残っている。四十年以上前、僕は毎日のようにここへやって来ては、蒸気機関車やキハ07を眺めていた。こっそりキハ07やスハフ42などに乗ったこともあった。国鉄職員に見つかっても、決して叱られなかった。そればかりか、「こっちに来んね」とポイントの脇にある小さな小屋に招き入れてくれたり、SLの運転席に座らせてくれたりした。そんなおおらかな時代に育ったことに感謝している。

数日後に再びここを訪れた時に僕はあの日の鉄道員と出会うのだが・・・

□続きを読みたい(観たい)人は拍手をクリック
08.7.30豊後森006 のコピー

豊後森機関区を訪れたあと僕は頭の中で静かに昔を振り返っていた。昭和三十年代、四十年代への思い出浸りの時間がずっと続いていたのだ。僕は毎朝、日の出とともに農道を散歩した。寝ぼけまなこの散歩道、僕は確かに少年時代の僕に戻っていた。

朝の散歩道
08.8.3九州など137

稲と僕
08.8.3九州など136

□続きを読みたい(観たい)人は拍手をクリック
2008-08-08 : 鉄道と彼女と僕 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :

戻りました

長い夏休みから戻りました。
その間、ちょっと良い作品に出会いました。
ぼちぼち紹介していきます。
とりあえず、ブログ再開のご報告まで。。。
とは言え、8/9(土)には写真塾もある。
久々に鹿児島からの参加者。。。
2008-08-06 : 写真塾 : コメント : 4 : トラックバック : 0 :
ホーム

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター