良いお年を・・・

みなさん、今年も本当にお世話になりました。
このブログを見に来てくれたすべての人に感謝しますともに、
みなさんの幸せをお祈り致します。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。
2008-12-31 : 未分類 : コメント : 2 :

「メロンと干柿の物語」・・・12/30

もう明日は大晦日。僕とnikoは郊外の大きな公園へやって来た。この時期にしては珍しいポカポカ陽気。公園の小径をとぼとぼと二人並んで歩いた。nikoは小柄でカワイイ女の子。しゃべり方もカワイイ。幼さの残るnikoと歩いているだけで、他人に何かしらタブーな印象を与えているのではないかと少し心配になった。それほど純粋でカワイイ女の子なのだ。でも、雑談していると、nikoは見かけと違ってとても芯のある女の子だということが次第にわかってきた。広い公園の真ん中に東屋があった。
「あの東屋はね、いつも老人が二人いて、将棋を指しているんだよ。でも、今日はいないね。どうしてだかわかる?」
「・・・?」
「二つ考えられるよ。一つは、一人の老人が死んでしまって将棋が指せなくなった。もう一つは、いつも一方の老人ばかりが将棋に勝って、負けた方が怒ってしまった。というどちらかの理由でこの東屋へこなくなった。というわけだよ」
「私はこう思います。年末だし老人の家にお孫さんが遊びに来ていて、その子たちのお相手をしていて将棋を指しに来れないのだと思います」とnikoはニコニコしながら、さりとてちゃかしではなく真剣に言った。僕は道徳の授業でヘマな答えをして、先生に叱られたぼんくらなガキのような気分になった。でも、学級委員のnikoの言うことの方が正しいな、と潔く受け入れることができたのである。nikoはそんな優しさや愛に満ち溢れた女の子で、発言はおろかその存在にもまったく嫌みがない。

nikoを小さな橋の欄干のそばに立たせ、メロンを持たせて撮った。僕は理由なく、nikoのそばに干柿を一つ置いた。昨日誰かにもらった干柿。今度は橋のたもとに座らせて撮った。最後にすぐ近くの土手に座らせた。そのそばを陸上部の学生たちが走り去って行った。僕はメロンを持ったnikoと陸上部員を一つのフレームに納めた。その絶妙な瞬間にシャッターを押した時、僕は何か別の次元の風景を見ているような錯覚をおぼえた。そして、僕だけが違和感のある存在に思えた。冬の柔らかい光、メロン、nikoの幼児体型、nikoの笑顔、なだらかな土手の傾斜、白いユニホーム姿の選手たち、その選手たちの無心(つまり僕がnikoの写真を撮っていることを無視している)、これらは不思議にさわやか系で統一されている感じだ。しかし、僕は写真を撮っている中年で、仲間はずれなのだ。待てよ、、干柿があるじゃないか。あの干柿は僕の仲間に入りはしないか、そうだよ半分は僕の仲間だよ!というような乱れた精神状態に僕をさせてしまうほどnikoはとても純粋でカワイイ女の子だった、ということだ。

□この作品、観たいでしょう?実は僕も早く観たい。
2008-12-30 : フルーツスカウト2009 : コメント : 0 :

9勝6敗/勝率60%・・・?

11月2日に終った22th個展中に次回作のことを考えていた。原点に帰ることが頭をよぎった。1992年に目白で初めて女の子をスカウトした。そのころの満たされた感覚を思い出す。この一ヶ月(12月2日~)、スカウトに精を出した。と言っても、僕の場合、声をかける回数は案外少ない。出会いは運命だという思いがあるからだ。この間に声をかけた人数は、15人。成功9人。撮影済+撮影予定=6名。交渉中3名。非常に成功率が高い。思い出してみると、1992年~1998年、もっともスカウトした時期で、その当時の成功率は50%弱だったと思う。この数字でさえ、某出版社編集者など、信じられないと言った。だが、本当にそんな確率だった。秘訣はある。絶対にある。だが、それを信じる人はほとんどいない。

『フルーツスカウト』、、楽しみな企画でしょう?どんな個展になるかわくわくするでしょう?
2008-12-30 : フルーツスカウト2009 : コメント : 0 :

スカウト納め・・・12/29

来年の個展の作品のモデルになってくれる女の子をスカウトするのも今年最後。新宿のルミネの雑貨屋で見つけた彼女は、目がきりっとしたカワイイ子。僕の世界に合っていると思った。もし彼女が僕のテイストを理解してくれたらなら、傑作をいくつも生んでくれると思った。写真塾のモデルにも是非呼びたいと思う。まずは、彼女が作品のモデルになってくれることを祈ろう。
2008-12-29 : スカウト : コメント : 0 :

最後のナナエちゃん

12月25日、ナナエちゃんがソウルへ帰りました。あんな優しい笑顔の女の子を僕は知らない。誰にでも心から微笑んでくれる。喧嘩もしたことがないと言う。いなくなってみると、とても寂しい。
「また来るでしょ?」
「さあ、難しいかも」
「じゃあ、ナナエちゃんを呼ぶよ。飛行機代を出すよ。だって日本の国内便より安いでしょう?」
「えっ!本当ですか、嬉しいです。絶対に呼んでください」
こんな真剣な表情のナナエちゃんを初めて見た。春になったらナナエちゃんを呼ぼう。

「最後のナナエちゃん」2008.12.20,,少し寂しそうに見える、、気のせいかな。
20081220067nanae.jpg

2008-12-26 : 写真塾 : コメント : 2 :

「クリスマス・イブ」・・・2008.12.24

イブに彼女を撮る約束をした。僕はショートケーキとリンゴを持って彼女の部屋へ向かっている。彼女の部屋は暖房がきいているだろう。何故なら彼女は全裸のはずだから。そして全裸の彼女はベッドにあぐらをかいて座り、静かにリンゴの皮を剥く。僕はただ黙ってその様子を見守り、時折シャッターを押す。包丁が乳房に触れた時、僕は一瞬ひやりとする、何をしているんだ!と少し怒ったふりをする。足を大きく開いてごらんよ、見せてごらんよ、君の花びらをね。そこへ包丁をあててごらん。そして僕はその豊かなヘアに包まれた花を撮る。彼女は恥ずかしがって、長くつながったリンゴの皮で花びらの半分を隠してしまう。僕はその皮の端っこをつまんで、花びらの中心とその上に、時折触れるように長いリンゴの皮を揺すっている・・・、そんな妄想をしながら歩いていると、眼の前に彼女がいた。手に液体洗剤の容器をぶら下げている。寒々しい薄手のコットンのワンピース。「洗濯をしていました・・・」僕は彼女に導かれて狭い路地の先に隠れるように立つアパートへ向かった。そして、ほぼ妄想と同じ写真を撮ったのだった。

2008-12-25 : フルーツスカウト2009 : コメント : 0 :

『フルーツスカウト』?

『フルーツスカウト』?
これは来年開催する23th個展のタイトルです。僕の作品においてもっとも大切で必要不可欠な要素、それがモデルのスカウトです。スカウト歴17年目に入った今、初心に返って作品を撮ろうと、22th個展『鉄道と彼女と僕』の会期中に決めました。では何故フルーツ?、、、それはまあ想像してください。しかし、スイカやイチゴやメロンまで、、、みんな分類的には野菜だそうだ。それは無視して、最初の『フルーツスカウト』的作品は「スイカ」で直近は「イチゴ」。

「スイカ」1994.7model*jun
199407suika.jpg

「冬のイチゴ」2008.12.14model*HIROKO
20081214ichigo003.jpg

あれま、、どちらも分類的には野菜?
前回の個展に展示した作品の中で最後に撮影した「鉄橋のセレモニー」を撮った時、何か心の中ではじけるものがあった。あの撮影からちょうど三ヶ月、僕は『フルーツスカウト』にたどり着いたというわけだ。

「鉄橋のセレモニー」→「かぼちゃ」(タイトル変更)2008.9.24 model*メイ
2008.9.24メイ

今回は上記のようなスカウト後、改めて撮った作品に加え、スカウトしたその場で撮った写真も出来る限り掲載しようと思う。

「スカウト」2008.4.25~1model*カメ子
08.04.25頃019 のコピー
「スカウト」2008.4.25~2 model*メイ
08.04.25頃030 のコピー

という具合に現在のところあれこれ模索中。僕のライフワークをお見せするところがちょっと最近の個展とは違う。



2008-12-24 : フルーツスカウト2009 : コメント : 0 :

妄想写真塾、2009年新塾生募集

今年も12/27(土)の魚返一真ワークショップ3で最後の開催になりました。2008年は17名もの新塾生が来てくれました。そのお陰で開催数を増やすことができました。来年2009年も10名程度の塾生を募集します。(受付中)もちろん初心者大歓迎です。どんな塾かわからないから、、と尻込みしている方、ご安心ください。一度参加してみればとても良い雰囲気で開催されていることがわかります。他の塾生との情報交換も有意義です。参加をお待ちしています。
□今年最後の塾(ワークショップ3)・・・12/27(土)開催/受付中
□来年最初の塾(ワークショップ4)・・・1/11(日)開催/受付中
2008-12-23 : 写真塾 : コメント : 0 :

スカウト・・・12/19

昨日12/19(金)、新宿でモデルをお引き受け頂いた方、ありがとうございました。
早くあなたの作品を撮って、皆に見てもらいたいと思っています。

□彼女の作品を見たい人は拍手してください。
2008-12-20 : スカウト : コメント : 0 :

「冬のイチゴ」・・・2008.12.14

「冬のイチゴ」model*HIROKO・・・2008.12.14
寒くておまけに冷たい雨に凍えた。スカートを上げて欲しいと要求する意味すら希薄になってしまっていた。濡れて見えにくいファインダーの中の世界を僕は信じてシャッターを押した。できた写真を見ると、やはり写真の神様が現れたんだ、と思うほどに完成度が高い。良いモデルだ。彼女をもう一度撮ってみたい。今度は小春日和に・・・
20081214ichigo003.jpg


2008-12-19 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 3 :

撮影ポイント選び・・・106th写真塾in八王子

私の名は、人呼んで妄想仮面である。撮影技術を指南しようと思う。しかし、撮影ポイント選び・・・とはタイトルからしてきな臭い。まるで某写真雑誌の、「それってマジですか?そんなんで上手くとれますか?」と疑いたくなる内容の記事の小見出しにまったく近い。今回は恥をしのんで書くので、役立つと思ったら実践してみてくれ。。アップした写真はすべて106th写真塾にて撮影。

撮影現場に行ったら周囲を良く見て、何故かあるモノを使え。何故かあるとは、その場所にふさわしくないという意味。(1)ゲートボール場の脇に置いてあるロッカー、、、どうってことないけど、この場所にロッカーはどう考えても不思議。そんなロッカーのお陰で他の場所で撮った同じポーズの写真との差別ができている。(2)意味不明の館。。これはロッカー以上に不思議。参考写真のポーズは臭いけど、工夫すれば秀作になるかも。(3)すごい青空!この青空とモデルを1枚の写真に撮りたい。それだけで素晴らしい。(4)無造作な写真、、、上手く言えないけど、誰が見てもキレイだったり、雰囲気が良かったり、そんな場所もいいけど、だれも見向きもしないような一角で撮るのもアリ。あいつ、何であんなところで撮っているの?と思ったら案外そいつは他の人とはひと味違う写真を撮る強者かもしれない。

(1)

(2)

(3)

(4)


今回は厚顔無恥にもご指導をさせて頂いた。今後も少しずつ書こうと思う。しかし、反応がなければこれで終わりだ・・・妄想仮面より

□書いて欲しいテーマがあればコメントしなさい。アハハハ・・・

2008-12-17 : 写真塾 : コメント : 4 :

「冬のイチゴ」・・・2008.12.14

朝から雨が降り続いている。あまりに寒くて、雨がやんでから撮影にしようと彼女にメールした。すると、雨は好きだし、寒さも大丈夫だと返事がきた。彼女は12/2、新宿でスカウトした女の子で、今日の撮影を楽しみにしていたから撮影ができることはとても嬉しい。僕はイチゴを買った。彼女にお似合いだと思ったし、彼女もイチゴが好きだ。「こんにちは、寒いね」「はい、でも大丈夫です」彼女は僕の眼をしっかりと見て話をする。僕はどぎまぎして、この最初の一瞬からテンションが上がって、撮影が終わって別れるまで落ちつくことはなかった。少女のような済んだ瞳。少女のような体型。なんて可愛いんだろう。彼女の存在が何かのメッセージではないかとさえ思う。

僕たちは誰もいない大きな公園へやってきた。天気の良い日曜日なら、大勢の人がいたはずだ。僕は傘をさして震えながら歩いた。彼女を見ると、平然としている。この子は人形なんだろうか?やがて僕たちは、原っぱの真ん中にぽつんとある切り株のそばまで行き、そこへイチゴをばらまいた。それから彼女は切り株に座った。雨は依然として降りしきり、風も少しある。僕は寒さであれこれ考える余裕がなかった。ただシャッターを押せば、きっと彼女の中の何かが写っているだろう、といういつもの感覚が湧いて来る。写真は儀式。だから式の手順さえ踏んでいれば、それでいい。その結果が作品なんだ。カメラのファインダーが雨で滲んでいてピント合わせも難しい。しかし、その霞んだ中で見た彼女を僕は好きだった。遠い世界にいる子のようで。例えば、時をまたいでやって来たとか。僕の少年時代からやって来た女の子とダブらせてみた。五分経った。さすがに彼女の顔に寒さの影響があった。と言っても寒そうにしているのではない、まるで人形が冷やされて、雨に濡れてさらに冷たくなって、冬の寒空に放置された可愛らしい人形、そんな状態だった。

また彼女を撮りたいと思う。今度はまったく別の写真を撮るつもりだ。
「また撮らせていただけませんか」
「はい、機会があれば・・・」

□後日発表します
2008-12-15 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

「りんご2008河原」

「りんご2008河原」2008.11.29 model*よしみ

2008-12-15 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 1 :

「みかん」・・・2008.12.12

オレンジ色のネットに入っているみかんを買った。冬はコタツでみかん。「みかん好き?」「はい、手が黄色くなるほど食べてしまいます」僕は彼女がみかん好きとは知らなかったから、ちょっと安心した。「それでね、そのみかんをねぇ、君の白く美しい太ももに置いて欲しいと思って・・・」「はい。でも私の足って美しい?」彼女は生足。「美しいよ」「そうですか?」電車で向き合って、彼女が生足の上にみかんを載せたところを撮った。太ももの温もりとみかんのひんやり感。その先の写真・・・、それは多摩川で撮ろうと思う。
僕と彼女は多摩川の土手を歩いた。ぽかぽか12月の小春日和。河川敷の草野球場の一塁側ベンチへやってきた。「君はベンチに座って、スカートの下にみかんを隠して、その半分が見えるようにスカートを上げる」スカートから顔を出しているみかんがカワイイ。ところで、彼女だけど、シャイな子で、その瞳の奥に何やら隠していて、その不穏さを悟られないために、深い深い眼をしている。「私、写真が好きで、少し撮っているんです」「ああそう、じゃあこれからは人物を撮りなさい。それがいいよ、きっとね、いいと思うよ」「はい、考えてみます」「中古カメラ屋へ行くといいよ」「中古カメラ屋へ?」「そうだよ、君がどんなスタイルのカメラをカッコいいって思うか、それから始めるといいよ。あんまり性能とか、そっちばっかり考えていると、写真が下手になるから」「私の周りの子たち、みんな高そうなデジカメ持って撮っているんです。でも私は古いニコンです」「へえ~、僕はね、カメラを好きになって欲しいな。好きなカメラが見つかれば、そこに君の作風のヒントが隠されているよ」「そうなんですか」「このみかん、ここで一個ずつ食べようか」「はい」僕たちはベンチに座って暖かい冬の光を浴びながらみかんを食べた。そして、皮を草むらに投げた。

□この作品、見たい?
2008-12-12 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

魚返一真ワークショップ・1

土曜日(12/13)は初めてのワークショップ。と言っても、インドア写真塾に似ている。一回目だから模索しながらやる。モデルがmidoriちゃんだから成功間違いなし。成功?それはみんなが喜ぶってこと。すでにほとんど予約でいっぱいながら、a)10:00~の部がまだ空いているよ。初めての人でも大丈夫。場所も武蔵境から徒歩2~3分と便利。是非、あと1名の参加者を待つ。
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2008-12-11 : 写真塾 : コメント : 0 :

「リンゴ2008雑木林」「りんご2008グランド」・・・2008.12.7

最近になって写真塾中に、ちょっと時間をもらって作品を撮るようになった。最初は、僕が撮っては悪いなと思っていた。つまり、こんな良い状況は参加費を払っている塾生に撮らせてあげるべきだと考えていた。他の理由もあるけど。でも、どうも皆の作品を見ていると、これは良いと感心させられることがない。もったいない。僕と参加者の作品がバッティングしないなら、僕も撮らせてもらおうと考えた。

八王子へ来た。今日の塾の参加者は三名。第一回からずっと参加してくれている強者ばかり。ここで二つの作品を撮った。ひとつは「リンゴ2008雑木林」で八王子の塾ではいつも行く雑木林でモデルがリンゴを胸元に持っている、それだけの写真。よしみの形の良い胸とリンゴの組み合わせ。この時、僕はそれほど良いとは思えない平凡な背景を選んだ。何の意味もない背景。この雑木林へは何度も来ていて撮り尽くされているから、今までに塾生が一度も撮っていなと思われる方向を向き、平凡な背景を選んだ。こんな意固地な考えも作風には大切なのである。

次は中学校をバックにした作品。中学のグランドを見下ろすこの場所は僕の中の何かを刺激した。切なさと重苦しさと、、、中学校時代、校舎には僕のエロスへの登竜門があった。作品は「りんご2008グランド」だ。よしみはリンゴを股に挟んで立った。僕はぞくぞくした。今度またよしみとこの場所へ来たいと思った。

□この二作品を見たい?
2008-12-11 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

「そば」・・・2008.12.6

僕はそばが好きだ。昔、大分のトキワデパートへ行ったら必ず、ざるそばとソフトクリームを食べた。もちろん、最初のころはお子様ランチだったけど、いつのまにかそばになってしまった。

今日は本当なら塾を開催する予定が中止になり、こうしてmidoriとふたりでのんびりと電車に乗っているのが気楽だった。僕たちの目的は、そば屋で撮影すること。僕の大好きな作品にファッミレスシリーズがある。現在までパート3まである。他にもファーストフード店などを入れると食べ物屋で作品は増える。今回はそば屋。あのそば屋。あのそば屋へ通いはじめてから、いつか作品にしようとずっと思っていた。でも、いつもあのそば屋では、Mさんがモデルの前に陣取って撮る。今回は僕がMさんの場所へ座る。そして、midoriはブラウスの前を開いたまま、そう胸を見せながらそばを食べるのだ。「ざるそば二つお願いします」とあの感じの悪いおばさんに注文した。天気がとても良く、むしろ良過ぎるぐらいで、midoriの顔がテーブルに反射した光でキラキラしている。明る過ぎるけど、まあいいや。ざるそばが運ばれた。不機嫌なおばさんによって。そして僕は「そば」という秀逸な作品を完成させた。midoriに甘味もすすめると「くずきり」と言う。そこで僕は、「くずきり」という作品もついでに完成させた。今回の撮影でたったひとつのダメは、いざ食べようと思ったら、撮影の間、ほんのちょっと放置しただけでダメなそばがのびてさらにダメになっていたことだ。midoriの胸は美しかったし、とても良い表情で食べていたよ。

□この作品みたい?
2008-12-10 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 1 :

「りんご2008電車」・・・2008.11.29

今年もリンゴの季節がやってきた。僕にも津軽からリンゴが他人を経由してやってきた。何年前だろう、「リンゴ」という作品を撮った。塾で、『リンゴ』という作品を撮ったよ、と塾生たちに言うと、それは◯◯のが有名だから、盗作と思われますよ、と言われてカチンと来た。なるほど、後で調べてみたら、有名な写真集がある。しかし、リンゴと銘打って撮っただけで、僕の作品を見もしないでの発言にはデリカシーがないばかりか、写真を志す心の余裕すらない。考えてもみなさい。完全に真似でない写真なんてあるの?その塾生たちは今はもういない。もっと写真が好きでなくちゃ続きません。

「りんご2008電車」
よしみと電車に乗った。紅白の見事すぎる二個のリンゴと一緒に。よしみは太ももの上に赤いリンゴを載せた。

「りんご2008河原」
よしみと河原にいる。紅白の見事すぎる二個のリンゴと一緒に。よしみは下着を取り足を100度も開脚して座り、赤いリンゴで局部を隠した。あまりに見事なリンゴは全部隠してしまったかのようだが・・・(見たい人は・・・)

2008.11.29 model*よしみ
20081129ringo004.jpg


2008-12-09 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 3 :

「君と僕」・・・2008.11.30

『君と僕』、そして『海と川』、だけど同じ石段。ふと見た光景が五年前の思い出を蘇らせていた。そして僕の頭の中に『NC』のレンガ工場が出て来る詩の一節が流れる。思い出深い光景が場所を違えてまた現れたことの、小さな感動が僕にカメラを持たせた。悪いけど、僕にちょっとだけ時間をくれないか。だって、midoriと僕の影のコラボの連作が五年かけて、今ここで完結しそうなんだよ。

2008.11.30model*midori
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2003.12.16model*midori 鎌倉にて
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2008-12-05 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

「河原の枯すすき」・・・2008.11.30

晩秋の多摩川。枯れてしまった支流にわずかに流れる水。低い角度で太陽の光が差してきらきらしている。少年時代を思い出した。この時期、田舎の川はもっともっと寒かった。だから、あの頃の冬の太陽はとても暖かかった。ススキももう終わり。2メートルほどの土手に上がって、少しだけ残ったススキの群生の中から、二本を手折る。このススキをmidoriに持たせようと思う。僕は塾生たちがすべて撮り終わるのを待って、3分くれない?と言って、もう塾は終わりと引き返すmidoriにススキを渡し水辺へさそう。こうして僕の撮影はいつも誰にも予告なく始まる。僕を撮りたい気持ちにさせる一つの要素は、自然現象。今日は、ちろちろ流れる水の光。これを撮っておきたかった。「こっちへ来て、そう水辺へ」midoriは水をまたいだ。そのあと、その場へしゃがんだ。あとは逆光の中で霞んで見える女の子とススキをファインダーの中でたどたどしく追いかける。あっ、下着とってくれていた、、、一瞬忘れていた。とても嬉しかった。

2008.11.30model*midori
20081130midori036.jpg


2008-12-05 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

よろしく、、

今日、モデルをお引き受け頂いたCONCHIさん、ありがとうございました。
早くあなたの作品を撮って、皆に見てもらいたいと思っています。
あ、それから、お誕生日おめでとう。今日が誕生日だったね。
何かの縁?明日、一日遅れの花をプレゼントしよう。

□彼女の作品を見たい人は拍手してください。
2008-12-03 : スカウト : コメント : 0 :

新宿で、感謝・・・

今日、新宿でモデルをお引き受け頂いた方、ありがとうございました。
早くあなたの作品を撮って、皆に見てもらいたいと思っています。

□彼女の作品を見たい人は拍手してください。
2008-12-02 : スカウト : コメント : 0 :

ネコあり、と、ネコなし、、、

ネコありとネコなし、についていろいろなご意見をありがとうございました。どれもなるほどと思います。この場合、作品のまとまりとしては、ネコなしに軍配。しかし、ネコありは、小春日和のあたたかさと動物のもつ「愛」とモデルとのコラボ、、、まるで日溜まりを楽しむような、動物モノの普遍的な強みがあります。

さて、どっちを選ぶか。最後は作者がいったいどういうものを撮ろうとしているか、作者の目指す作風が決め手になると思います。作風は1枚では作れません。積み重ねが大切です。塾生のみなさんの中で作風を持っているとはっきり言える人はいません。強いて推せば、.naoさんに作風の片鱗を感じます。

僕にとってネコなしのカットは、13年間待ち続けた、歴史的秀作です。やはり、ネコありは、作風として語るには少し弱いです。ちょっと良い写真かもしれないけれど、それで?何を表現したいの?ネコが好きなんだ?と自分に問うと、苦しいですね。もし、ネコなしカットとまったく同じ位置関係の画面にネコが入り込んだら、それは良かったのかもしれない。もし1枚しか発表を許されないなら、ネコなし、、それが僕の作風です。

最後にもう1枚。レンジファインダーでちょちょっと撮ったモノクロ。これがなかなか良い。

2008.11.21model*ミッチ
20081121michi062.jpg
2008-12-02 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :

「柿というもの・その1」・・2008.11.23

次回個展では別カットを掲載します。理由?おわかりでしょう。

2008.11.23 model*midori
20081123kaki060.jpg

2008-12-02 : 新・妄想「ポートレート」 : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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