継続について

 継続とは多くの終わりが連続したもののことだと思う。むかしのことだ。僕たちのバンドは週に三回も集まって練習していた。ある時、メンバーのひとりが「ずっと練習ばかりしていて何になるんだ?」という言葉を残して故郷へ帰ってしまった。それでも僕たちは練習をしていたけれどそのうちに自然解散してしまった。僕の胸に残ったものは未了感、、、。この経験が僕を「終わり」へ突き動かしている。どんなに下手でも人に聞いてもらうべきだし、どんなにひどい写真でも誰かに見せたい。その時の自分をさらけ出してすべてが終るとき、すぐそばまで次のやるべきことが来ていて僕を待っている。終らせなきゃいつまでも次は来ない。

 この夏、息苦しい日々が続いた。あの未了感と無関係ではないのかもしれない。そしていきなり晩秋がやってきた街を僕は飢えた心で彷徨う。

 ジュンク堂書店の棚に僕の写真集『鉄道と彼女』を見つけた。僕が二年前に「終わり」にしたものだ。そのあと、22th個展『鉄道と彼女と僕』、23th個展『フルーツスカウト』をやって14thトークライブをやり「終わり」を感じていた。つまり僕のいう継続がなされたと思っていた。しかし、本当に継続が実現しただろうか。本当の継続は本当の終わりの次に、やはり本当にやりたいことがつながっていなければならないのではないか、そう思うようになった。

 12/6(月)に開催するトークライブだけど、僕にとってとても重要なイベントだ。継続なされているか皆に見てもらって判断してもらいたい。まだ僕の中に雑念がよどんでいるのならそれを「終わり」にして再度24th個展へと突き進みたいと思っている。

 1stグループ展は継続のための「終わり」だと思っている。さらに上を目指したいなら今の自分を一旦終らせてみることもいい。

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□写真は発売直後の紀伊国屋本店写真集売場にて。


 
2010-10-29 : トークライブ : コメント : 0 :

トークライブ



 放課後はどこにでもある。春は葉桜の下に初々しくあり、夏は汗だくの制服を乾かす木陰にある。秋になると枯葉を集め少女にときめきを教え、冬になったら恋に明け暮れる場所となる。

 僕が女の子たちの放課後を覗くようになったのは去年だったけど、そもそも五年前にキララのセーラー服姿を撮ったのが『放課後』への始まりと言えるかもしれない。

 ある日、僕はとても古い紺色のセーラー服を手に入れた。ジャンバースカートの丈はとても長くて僕の時代の少女たちを思い出すのに都合が良かった。その制服の袖や襟の白い三本線の延長戦上に懐かしい何かがあるような気がしてならなかった。僕はある日、誰もいないへんぴな場所へキララを連れて行き彼女にその古いセーラー服を着せた。そしてスカートの裾を乱し写真を撮った。それで古いセーラー服の役目は終ったけれど、僕の中にセーラー服を着た女の子の残像が刻み込まれてしまった。

 去年の春。青春映画『ハルフウェイ』を見た。ほとんどのシーンで放課後の女子高生が描かれていた。僕は彼女たちにとても惹かれた。その時、制服を着たキララと映画に出て来る放課後の女子高生の姿が一致した。

 それから、僕は街を彷徨った。それまで目障りにしか思えなかった女子高生たちの放課後が眩しく感じられた。そして、自分も放課後にいるような錯覚をした瞬間に不思議な世界が生まれたのだった。12月6日。僕は『放課後カメラ』のすべてを語り尽くすつもりだ。

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□魚返一真の『放課後カメラ』

出演~写真家・魚返一真
ゲスト~街でスカウトした女の子たち(早紀、さや、彩乃、ミユ、ASAMI、他。制服で来場する?現役女子高生もいたり?)その他、三村京子・シンガーソングライターが魚返作品に迫る。森井潤兒(携帯小説写真『放課後カメラ』について)細淵陽右『鉄道とAVと私~京急品川駅物語」』など。司会サポートは上江洲修。

OPEN18:00/START19:00
前売\1,500/当日2,000(飲食代別)
11/1ローソンチケットにて前売開始
場所:ネイキッドロフト

□妄想写真家・魚返一真の15回目のトークライブ。今さらながら制服モノを撮り始めた経緯や自身のモデルスカウト現場を語る。次回個展『放課後カメラ』用に撮り終えた作品を発表する。恒例となった女の子たちのビデオクリップ上映あり。涙と笑いのカメラマン人生を綴った自伝的小説『突然プロカメラマンになる方法』や魚返のエロスの原点を赤裸々に告白した『妄想少年物語』を自ら解説する。今回の隠れテーマは『恋』。女の子たちの恋を聞いてドキドキしたりネイキッドで恋が始まったりするかも。撮影ノウハウなどの質問コーナーや作品の販売もある。



2010-10-26 : トークライブ : コメント : 0 :

ワークショップ・・・2010.10.24



10/24(日)のワークショップ。太陽のない寒々しい多摩川。まさかこんなに寒くなるとは想像していませんでした。でも、写真的にはそれはそれで良いですね。寒ければ寒い写真を撮れば良いだけのことです。モデルさんは長時間大変ですが、、、ワークショップのグループ展も開催が決まったし、これからどんどん悪条件でもワークショップを開催します、、と言いたいところですがモデルさんのことを考えるとそうも行かないかな。ともあれ無事に終ったことを報告します。

□グループ展の参加は一応今日で閉め切りましたが、いずれ追加で受付けます。まだ一度もワークショップに参加したことのない人でも興味があれば是非どうぞ。まだまだ時間はたっぷりありますから。


2010-10-25 : ワークショップ : コメント : 0 :

トークライブ情報・12/6(月)



トークライブに来場するモデルのビデオクリップを作ります。最初にさやちゃんのクリップの制作中。その他の女の子のクリップもできる限り制作してライブ当日上映します。また写真もモデルの許可を得て販売します。写真は個展などで展示販売しているものと同じ仕様です。もちろんその場でモデルがサインしてくれるはず。

□ライブ当日販売する写真は来年の個展で展示予定の決定版です。すべて一点モノ。
□15th魚返一真トークライブ『放課後カメラ』・・・12/6(月)ネイキッドロフトにて。。19時開演(会場時間未定)近日ローソンチケットにて前売開始。
2010-10-22 : トークライブ : コメント : 0 :

キャンセルが出ました!

10/24(日)24thワークショップは満員でキャンセル待ちとなっておりましたが、1名キャンセルが出ました。現在受付中です。是非どうぞ。
2010-10-21 : ワークショップ : コメント : 0 :

15thトークライブ情報

12月6日(月曜日)に開催する僕の15回目のトークライブの情報です。

セーラー服(制服)姿で来場する女の子も多数います。(たぶん)中には本物の女子高生も(?)。各コーナーも充実しています。例えば、毎回大好評の細淵くんの『駅員』に加えて、僕が新作のジャケ写を撮ったシンガーソングライターの三村京子さんが僕との撮影コラボを語ります。また、デジブックジャパンの森井氏が僕の携帯小説写真『放課後カメラ』やその他の開発中のコンテンツを紹介してくれます。

今回は、僕本人が司会進行をやります。もちろん店長の上江洲さんががっちりサポートしてくれますから安心です。
ただ今詳細を決めているところです。決定し次第ローソンチケットで前売り開始します。
2010-10-21 : トークライブ : コメント : 0 :

放課後カメラ/カップル-1*かおり・・・2010.10.17



 この二人、、何だか静かだ。

「かおりちゃん、静かな二人ってイヤらしいんだよ」
「えっ?どうしてですか」
「僕はずっとそう思っているけど、それについてまったく根拠がない」
「でも、、どうして私たちを撮ることにしたのですか?」
「そうだな、かおりちゃんがどんな恋をしているのか知りたいと思って」
「普通です」
「僕はずっとエロスを追求して来たけどエロスだけを撮ったつもりの写真の中に恋心が混入してるんだ。それで、エロスと恋心を分けて撮れないだろうかと考えてみた」
「・・・」
「それから、僕自身の恋についても振り返ってみた。そしたらドキドキするような初々しい恋を撮りたくなった」
「あと、なぜ私が制服を着る必要があるのんですか」
「制服姿は僕の青春時代の初々しい恋へ最短距離で誘ってくれるからね」


□カップルを撮った。たぶん15年ぶりだ。何故そうなったかは12/6(月)のトークライブで詳しく語ろう。
□作品に参加したいというカップルを募集しています!モデル募集サイトから、、



2010-10-20 : 放課後カメラ : コメント : 0 :

銀座の女・・・2010.10.3




 銀座へ。仕事を終えて銀座通り面したビルから歩道に転がり出たところで彼女とばったり会った。彼女は僕がその日連れていたアシスタントの女の子の知人だ。

「あれ!こんなところで会うなんて偶然だね」と二人は声を揃える。僕は彼女とは赤の他人のくせに「本当に偶然だね」と続ける。彼女はそれを受けて猛烈なスピードで頭を回転させたあとここは軽く受け流してしまいましょう、という結論に達し、「あ、はい」と言った。こんな芸当はそんじょそこらの女の子にはできない。次に、二人の会話の途中に割り込んで「素敵な女性ですね」と言うと「ふふっ、、」と否定も肯定もせずに軽いハニカミ笑顔を僕に返した。この女、出来るな、と僕は関心した。何が出来るかと言うと、それは処世だ。多くの女性がこの子のように自然に振る舞いたいと思っているができない。何故ならとっさの処世は学んでできるものではなく天性のものだからである。イイ女である。

「今度僕の作品のモデルになってくれませんか?」
「ええ、もちろん私でよろしければ」
「セーラー服を着てもらいたいんですが」
「・・・」

 彼女は無言で顔を15度左に倒して微妙な笑顔を返した。その笑顔の意味を「ええ、もちろんセーラーでも何でも着て差し上げますわ。なんなりとおっしゃってください。きっとお役にたってご覧にいれます」と僕はめちゃくちゃ身勝手な解釈をしたのだった。僕は急いでバッグからT2を出してシャッターを押した。
2010-10-18 : 2010新作 : コメント : 0 :

古いポートレート


引き出しから古いフィルムが見つかった。自分のスタジオで撮った女性のポートレート。しかし、撮影されたフィルムは4×5サイズだ。撮影時期は、1997年ではなかったろうか。モデル名など詳細を調べてわかり次第アップする。何故僕が4×5でポートレートを撮っていたかというと、当時僕が関わっていたあるテレビ番組の中で笑福亭鶴瓶師匠が全国を行脚して家族写真を撮るというコーナーがあって、鶴瓶師匠がカメラマンで僕がアシスタントをやっていたのだ。当然僕も全国を旅した。使ったカメラは4×5。それで事務所に置いてあった4×5(タチハラ?)で女の子のポートレートを撮っていたというわけだ。こうやって観るとなかなかいい!以前、井上さんが4×5を撮りたいって言ってたけど、ちょっとやってみようかって気になるよね。
2010-10-12 : 記憶 : コメント : 0 :

トロンボーン*彩乃・・・2010.10.10


 セーラー服を着た彩乃と過ごす時間はゆっくりと狂いながら流れる。僕は止まりかけた柱時計のように不規則に秒を刻む音を感じながらノスタルジックな気分で武蔵境から盲腸線に乗っていた。この時の流れの違和感は変則的な彩乃の言葉のリズムから来ているのかもしれないと思った。

「僕たちが親子連れに見えると良いのだけど」
「???」彩乃はきょとんとして僕の方を見た。

 今日の彩乃は楽器のケースを抱えていてそれがとても似合っている。セーラー服姿の女子高生に楽器はとても相性が良いと実感した。さらに彩乃の楽器がトロンボーンだというところが僕の心をくすぐった。

「トロンボーンに憧れたことがあるよ。小学六年のころ」
「そうですか。どうしてですか?」
「当然、谷啓だよ」
「あ、、そうですか」
「その次は中2の時で、Chicagoの『長い夜』を聞きながら口でぶーぶー音を立てて右手の肘を曲げたりのばしたりさせてトロンボーンの演奏の真似をしていたよ」
「・・・」彩乃はまたきょとんとした眼をした。




 終点是政駅で降りて多摩川を歩いた。雨上がりの河川敷グランドは日曜日だというのに誰もいない。

「どんな音楽を聞いている?」
「えっと、、TBSラジオを聞いています」
「はあ?『大沢悠里のゆうゆうワイド』とか?」
「はい、それを聞きながら目覚めます」
「・・・」

 僕たちはまだ湿った雑草に靴を濡らしながら大きな橋の下を歩いて川の水が見えるあたりまできた。

「ここで撮ろうか」
「はい」
 
 彩乃はトロンボーンのケースを開けてマウスピースを出し、口にあててぷーぷー鳴らし始めた。トロンボーンの音は僕が想像していたより何倍も大きく、大きな橋に共鳴してさらに大きな音になって、まるで船の汽笛のように河川敷に響いた。僕はその一部始終を撮影したのだ。
 そしてまた是政へ戻り再び多摩川線に乗って武蔵境へ戻った。制服から私服に着替えた彩乃とスーパーの中にある小さなファミレスに入った。彩乃が注文した雑炊を僕もたのんだ。二人で向き合って雑炊を食べていると不思議と言葉はいらなかった。つまり彩乃は他人に気をつかわせない特技の持ち主なのだから素敵だ。こうして彩乃と過ごす時間はゆっくりと、そして少しだけ不規則に秒を刻みながら流れて行った。

2010-10-11 : 放課後カメラ : コメント : 0 :

妄想少年ものがたり(13)13才の高原キャンプ

 中学一年の夏休みがやってきた。七月最後の登校日に配られた夏の予定表には八月の初めの2日間にキャンプと書かれてあった。しかし登山はしないらしい。そもそも田舎町の中学生にキャンプが必要なのかと思ったが、学年全員で高原へ行きキャンプで親睦をはかろうという趣旨では仕方ない。僕はキャンプに夏休みの2日間が奪われることを苦々しく思っていた。
 もう一つ僕がキャンプに対して煮え切らない原因があった。数週間前の土曜日に担任の岩城に「魚返、今夜はオレが学校の宿直じゃけんお前も学校に泊まれ、一緒に鍋を喰おう。親にはオレから言っておくけん」と言われた。僕は二つ返事で「僕は鍋が嫌いじゃき行かん」と答えたのだった。どうやら岩城は生徒を更正させる先生を気取っているようだった。僕は岩城と過ごす高原のキャンプに嫌な予感がしていたのだ。
 ともあれ僕たちは班ごとに六人ずつ分けられて、当日の夜の晩ご飯のメニューなどを決めた。そして予想どおりすべての班がカレーを作ることになった。キャンプの前日に駅で待ち合せした六人は小さなスーパーに買い物へ出かけた。他の班の女の子たちも買い物をしていたのもあって僕はちょっと気取り気味だった。
 「魚返くんたちもカレーじゃろ、どっちが上手に出来るか競争しよう!」と学年一のブスの神谷のり子が言った。神谷はブスだが性格が良く僕は彼女のことを嫌いではなかった。この頃から僕が大人になって女性をモデルにして撮影した作品の一風変わった趣味の片鱗があった。つまり、僕は女性の容姿より性格に魅力を感じるのだ。しかし、神谷と同じ班の神谷より可愛くて神谷ほどではないがまあまあ性格の良い品川敏子の方が好きだったのはどういうわけだ。そこらへんの少年の心理はあんまり突っ込んで考えてはいけないことを付け加えておこう。
 僕は神谷の言った「カレーの出来で競争しよう」という言葉にむちゃくちゃ反応したのだった。僕は同じ班の六人に「キャンプに行ってからわざわざカレーなんぞ作ってカッコ悪りいぞ。男は優雅に行かんと」みたいなことを言って、発売されたばかりの大塚のボンカレーを持って行くことを強く主張したのだった。しかし、まだボンカレーは九州の田舎町の店頭には並んでいなかったから「ボンカレーなんぞどこで買うんか?」とメンバーが不安になるのも無理なかった。しかし、僕の家にはあった。ボンカレーが段ボール箱いっぱいあったのだ。その理由は、あくまでも僕の想像だが、僕の家が営む店で大塚グループの家具を扱っていたから大塚グループ全体で新製品のボンカレーをサポートするために取引先に直接売ったのではないだろうか。新しもの好きの僕の母がボンカレーを買わないはずはない。その後も大塚が新製品を発売するたびに段ボール一杯の別の味のカレーやら飲料やらが家にあったのだ。
 僕は班の六人にボンカレーを持って行くことを再度主張した。しかし、僕と同じ西鉄ファンの稲垣は賛成したものの、他の四人は真面目揃いで、調理することに意義があるみたいなことを言った。とうとう仲間割れして、稲垣と僕だけがボンカレーを持って行くことになった。
 高原でのキャンプ。いよいよメインイベントの夕飯の支度だ。ご飯は飯ごう炊爨だ。これはさすがに僕と稲垣も同意するしかない。僕の飯ごうでご飯を炊き、稲垣の飯ごうでお湯を沸かしボンカレーのレトルトの袋を入れた。いよいよご飯を皿に盛り、さてさてボンカレーの登場だ、皆さんご覧あれ、、という調子だった。僕たち以外の班の四人はまだカレー作りに苦戦していたから僕たちを羨望の眼差しで見ている。そこへ、カレー作りで挑戦状を叩き付けたブスで気だての良い神谷もやってきた。
 まず最初に僕が盛ろうとした時、すでに稲垣がレトルトの袋のはじっこをつまんで手にぶら下げていた。当時のレトルトの袋は現在のものより封を開けにくい欠点があった。そのことが気になっていたが、まあ稲垣とて素人ではあるまいし(実際はド素人だったのだが)失敗はないだろうとスポットライトを浴びる最初の開封を稲垣に譲った。いざ開封。稲垣はエイ!とばかりに封をあけようとしたが開かない。皆の視線を感じて高揚気味の稲垣はさらに両手に力を込めた。「あっ!」レトルト袋は見事に開いた。しかも真っ二つに。袋の開いた口が大きすぎたのか稲垣の手に持った袋からドドドっとカレーが地面に流れ出てしまったのだった。しばらくの沈黙のあと「うんこ」と誰かが言ったのをきっかけに誰もが「うんこ」「牛の下痢うんこ」「人間のうんこ」などと言った。僕も小さな声で「神谷のうんこ」と言った。僕と稲垣は奈落の底に落とされた気分でしばらくの間放心状態だった。
 気を取りなおして、僕と神谷はボンカレーの一人前を二人で分けた。どんなにご飯にまぶしてもカレーと言うより古くなった飯の色にしかならかった。それをわびしく二人で食べたのだった。
 ところで、ここまで書いて気づいたのだが、僕が書きたかったことはすでに『妄想少年ものがたり』(5)スーパーボールマシン・その2において書いてしまっている。一部抜粋して紹介させて頂くことにします。ごめんなさい。

(5)より抜粋、、、
 それから数ヶ月後、一年生は高原にキャンプに行った。夜、酔っぱらったステテコ姿の岩城は女子のテントでトランプ占いをしていた。女の子たちに囲まれて有頂天。「ちょっとオシッコして来る」と女の子たちに告げてテントを出た岩城を僕と友人と後をつけた。女の子のテントからトイレまで小さな川沿いの小道を歩いて100メートルはある。途中、橋があって川と小道が交差している。僕は岩城が橋を渡る時にさっと近づいて、岩城の腰のあたりを横に突いた。酔っぱらった岩城はバランスを崩し小川に転落した。僕たちは引き返し女の子のテントの近くで岩城が戻るのを待った。戻って来た岩城は、「あはは、、川に落ちたんじゃあ」とずぶ濡れのステテコを両手で開いて女の子たちに言った。テントの中で女の子たちのキャーキャー言う声がした。岩城は僕が突き落としたとはわかっていないみたいだったが、ともあれ僕は、三ヶ月前、岩城にしこたま殴られたかたきを討ったのだった。

(つづく)

□岩城先生。1968年の夏、飯田高原で小川に突き落としたのは僕です。すっとしました。
□時代が前後します。よろしく。
□つづきを読みたい人は拍手をクリック!後押しがなければ書けません。
2010-10-09 : 『妄想少年ものがたり』 : コメント : 0 :

15thトークライブ情報

12/6(月)に開催する15回目の僕のトークライブの情報です。

シンスケ横山さんに声をかけられて初めてロフト・プラスワンに出演してから、その後場所をネイキッドロフトに移して今回でとうとう15回にもなります。自分でも良くやったなあと思います。続いたのはご来場の皆様とモデルさんたちのお陰です。その間さまざまなことがありましたが今振り返るとそれもみな楽しい思い出となっています。それは僕だけかもしれませんが。。

さて今回のライブですが、特筆すべきは今までで一番女性の入場者が多いことです。客集めのために大げさに言っているのではありません。僕もどうしてだろうと不思議に思っているぐらい女性が多いのです。またモデルの中には女子高生の制服で来る子も何人かいます。制服姿のポートレイト撮影指導も予定。

そんなわけで、どうするか迷っている男性はご来場を強くお薦めします。

□15th魚返一真トークライブ『放課後カメラ』
□ゲスト
◎森井潤兒『放課後カメラについて』
◎細淵陽右『京急品川駅物語』

□来場モデルリスト(10/7現在)
◎彩乃・・◎ミユ・・◎ASAMI・・◎早紀・・◎みな・・◎かおり・・◎先輩モデル数名、、、その他まだまだ増えます。

2010-10-08 : トークライブ : コメント : 0 :

1st『グループ展』について

第一回魚返一真ワークショップ・グループ展

□2010.10.04改訂

2011.5.31(火)~6/5(日)
ギャラリー・ルデコ2
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル


□参加資格~魚返一真主宰のワークショップに参加したことのある方。または今後参加する意志のある方。
□準参加資格~魚返一真が参加を認めた女性カメラマン。
□参加費~30000円、会場費、諸経費(DM、設営撤収、管理、その他費用含む)なお女性カメラマンは20000円。
□参加人数10~15名程度*展示スペースは抽選で選択順を決定します。
□今回のグループ展に参加された方はそのプロフィールに『魚返一真に師事』と明記して結構です。

□第一次申込~10/25(月)まで。参加費は10月末までに指定の口座へお振込頂きます。
□なお、第一次で満員となった場合は第二次募集はありません。また参加資格があっても場合によってはご辞退頂くこともあります。



■申込はこちら→ ad28682@ha.bekkoame.ne.jp
2010-10-04 : グループ展 : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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