青い抱擁

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2011.3.20*調布にて

 二人を見つけたのは暗い春休みの公園だった。僕は二人にとても興味をもった。若い二人の青っぽい恋の抱擁を見ていたら自らの青春を思い出して、暗い春を忘れてほっと一息ついていた。とはいえ、僕の少年時代とこの二人はかけ離れている。つまり、女の子と歩く事などあり得なかったし、まして抱擁などということは絶対になかった。けれど、当時の僕たちの心の中は女の子と手を繋いで歩きたい、あわよくば抱擁したいと願っていたから、気持ちにおいてはほぼ同じと言えなくもない。

 公園の二人はどう見ても中学生だった。まだ幼いがストレートに気持ちを身体で表現することが出来ている。青春映画の、それも洋画の、しかもかなり大胆な恋の物語みたいだ。二人のそのまっすぐな抱擁は、東日本を覆っている、この暗い春を忘れるためだとしたら・・・。そう思った瞬間に、僕は二人の方へ歩き始めていたのだった。

「ねえ、、君たち」
「あ、はい」
「二人が抱擁しているところを撮らせてくれないかな」
「あ、はい」

 僕はローライのスクエアなファインダーに映った二人の抱擁の逆像をまるでフランス映画のようだと感じながら六回シャッターを押した。

「ありがとう。君たちは中学生?」
「半分そうです」
「じゃあ、半分はなに?」
「高校生です。中学を卒業したばかりなんです」

 僕は何だか胸がキュンとした。そして少しがっかりした。どうして少年時代に抱擁をしなかったのだろう。どうしてできなかったんだろう。僕はやり残したことの大きさに額然としたのだった。そして、彼らの将来にとってこの暗い春の抱擁はとても重いと思った。
2011-03-30 : カップル : コメント : 0 :

暗い春休みの中学生



2011.3.27三鷹にて
節電のため明かりを落とした三鷹駅構内。女子中学生四人組のキュートなファッションが今はもう春なんだと教えてくれた。
2011-03-28 : スナップ : コメント : 0 :

1st.グループ展・スペース割り

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■大雑把に境界を書きましたが多少の修正をすると思います。
■8番の魚返は、9と10の間のスペースに移動する可能性があります。
◎スペースのトレードも可能です。ご希望の方は連絡ください。
2011-03-26 : グループ展 : コメント : 0 :

アズサ(2)写真


2011.3.13*アズサ

□この日の他のカットは『Gallery』にアップします。
2011-03-23 : ワークショップ : コメント : 0 :

グループ展総会(3/20日曜日)

3/20(日)グループ展総会
多くの皆さんが来てくれてスムーズに決められました。感謝します。
■展示スペース決定、、参加できなかった方へはメールでご連絡いたします。
■展示作品のサイズなどはそれぞれの自由。ただし紹介パネルは魚返が作る。また作品のキャプションが必要な場合は個々で対応する。
■会場の受付は、後日ローテーションする。できるだけ多くの人に振り分けます。お一人の方からずっと来れると申し出がありましたが必要ありません。むしろご遠慮ください。理由は、グループ展といえどもある意味それそれのカメラマンにとって個展でもあります。ひとりで会場にいて自分の作品のことを考えて欲しいのです。経験を今後につなげて欲しいのです。いつも僕が個展で経験していることです。とても大切なことだと考えています。
■作品の販売について、、、それぞれの展示作品について値段を決めてください。またポストカードの販売もします。
■DM一人100枚配布しました。

◎他の項目は追加で書き込みます。とりあえず決定事項のみで失礼します。
2011-03-22 : グループ展 : コメント : 0 :

アズサ(1)写真



2011.3.9*アズサ

□この日の他のカットは『Gallery』にアップします。
□WSのアズサ(2)は現像スキャンできしだいアップします。たぶん明日できると思います。
2011-03-21 : 放課後カメラ : コメント : 0 :

3/20(日)総会について**更新

総会は参加人数が少なくても開催していくつか決定したいと思っています。もちろん、状況によっては中止もあり得ます。良い写真展にするためにがんばりましょう。

3/18(金)19時現在。。随時更新します。

3/19(土)午前8時半。補足。
明日の総会で展示スペースを決定します。抽選で決定します。不参加でも私が責任をもって代理抽選させていただきます。現在のところ総会の参加者は5名です。掲示板もごらんください。。
2011-03-18 : グループ展 : コメント : 1 :

セーラー服

 ずっと昔、僕が少年だったころの初恋の切なさを写真にしようと思っている。その写真のことは何度か頭をよぎることがあったけれど撮影しないままだった。いよいよその時が来たと思う。僕はまず最初にセーラー服を買った。あの子のサイズにぴったりのシンプルな中学生の古着のセーラー服だ。昭和四十年頃に田舎の女子中学生が着ていたみたいな。。

「あのさ、君にセーラー服を買いたいんだ」
「わあ!嬉しいです」
「君はそのセーラー服を着て初恋の女の子になってもらいたい」
「はい。光栄です!」
「付け加えるとその子はとてもグラマーだった。そして君に似ている」
「本当ですか?ほかの子にも同じように言ってると思うけど、それでも嬉しいです」
「ところで君は僕のことをどんなふうに見てる?」
「私は先生のことを尊敬しています。周りに尊敬できる人はほとんどいません。私は先生が好きです。あと、制服楽しみにしてます!」

 彼女の言葉が気遣いだとわかっていても僕はとても嬉しかった。どんな写真を撮るかって?それは撮影後のお楽しみ。。。

■撮影したら必ず発表します
2011-03-16 : 放課後カメラ : コメント : 2 :

『昭和ガール』アズサ(2)・・・2011.3.13

 アズサを40thワークショップに呼んだのは会いたい気持ちからだったのかもしれない。またアズサに会えたことで僕の気持ちはとても高ぶっていた。

「アズサ、、好きだよ」
「あれ~、、先生は誰にでもそう言ってるんでしょう、、そうでしょ?」

 アズサは例のピュアな笑顔でアキモチャンとアメチャンの二人に向かって自信ありげに同意を求めた。

「まあ、先生はだいたいそんな感じなんだけど、、ちょっと今日は違っている感じもしないではないかな・・・」とアキモチャンが弱い口調で言った。アメチャンはそれを聞いてただニヤリと笑った。つまり、二人は僕を全くフォローしてくれなかったのだ。

「ほら、やっぱり先生は誰にだってそう言っているんだ~」
「でも、、、」と言いかけて、僕は言い訳をするのをやめてしまった。

 この日はワークショップなのだが、それを忘れて僕はアズサの肢体を追いかけた。僕は自分の気持ちがアズサに伝わらないもどかしさを振り払うようにポーズをつけて撮影した。僕のあとをアキモチャンとアメチャンが続いて撮影した。頭の中で妄想し、それを実現できる場所を探し、素早く撮る。それを三人で何度も繰り返した。

「アズサ、、何で13歳なのにガーター着けてるんだ!もちろん身体は大人だけどね」スカートをめくり上げたアズサを見て僕は声をあげた。
「ヘヘっ、友達からプレゼントしてもらったおもちゃのガーターです」
「おもちゃのガーターなんてあるの?」
「ええ、あります」
「しかし、アズサは本当にいい子だ。僕が描きたい世界を自然に備えている」
「あら先生、、誰にでもおっしゃってるんでしょ?」
「まあ、、」
「やっぱりね」
「アズサ、、調教してやるから覚悟しろ!」
「はい、よろしくお願いします」

・・・・

■今回のWSは僕が暴走した例外的なものです。(たぶん)
2011-03-14 : 昭和ガール : コメント : 0 :

グループ展・総会

3/20(日)にグループ展に向けて総会を開催します。
当日は、ワークショップ終了後に総会となります。
◎総会のみの参加でも大丈夫です!
日程は以下のとおり、、、参加者数によって多少スケジュールが変わることもあります。

<総会当日予定>
41thWS、、午前10時半・JR武蔵境駅集合
午後2時より軽食をとりながら総会を開催します。
場所は、多摩川線沿線に予約しておきます。

■二次会(酒席)開催します。モデル多数?参加予定。

なお、WSは参加者が4名以上の場合はダブルモデルとなります。
2011-03-10 : グループ展 : コメント : 0 :

『昭和ガール』アズサ(1)・・・2011.3.9

 アズサが目の前にあらわれた時、僕は一瞬眼がくらんだ。それはアズサのピュアな笑顔のせいだった。その笑顔から受けた衝撃はすぐに別の感情に変わって行くのがわかった。

「こんにちは。初めまして、アズサです」
「あ、僕、、ここんところがむずむずしちゃって・・・」
「どうしてですか?」
「う~、、一目惚れしたような感じで。。」

 と僕は自分の心臓のあたりを指差して言った。

「僕は君のような女の子が現れるのを待っていたと思う」
「え~??私はそんなんじゃないので。。でも嘘でもそう言ってくれるのは嬉しいです」

 アズサはグラマーだ。どうしてもそこに気持ちが行ってしまう。僕は彼女の笑顔の方をほめていても気づくとすぐに身体をほめてしまっている。少し情けなく思っていると、、

「そんなにグラマーじゃありませんよ。だって今のブラは大きく見せるんです」
「あ、そう。そうなんだ」

 アズサは僕がどんなことを言っても笑顔を返す。それならと次第に僕は会話をエスカレートさせながら、公園まで行きベンチに座らせて撮影を始めた。

「美しいね」
「そんなこと言われたことありません」
「本当に?」
「ええ、本当にないです」

 アズサは身体は大人だけど精神はとても若い。

「君、若いよね。あっと、見た目ではなく気持ちというか・・」
「ええ、はっきり言って私は精神的に幼いです。まだ13歳ぐらいではないでしょうか」
「その身体で13歳?じゃあ僕は13歳の少女に欲情する変態?」
「あはは!でもでも、どんなことでも私を気に入ってくださるのは嬉しいです」
「あっ、、そうなの?」

 アズサの懐の深さには驚かされてばっかりだった。

「じゃあ、性について語ろう」
「え~、、無理です」
「いずれやってくるアズサの恋のために」
「可笑しい、、あははは、、お腹が痛い」

 僕は次第にアズサの虜になって行くような気がした。

「惚れたよ」
「嘘だ~、、誰にでも言ってると思う」
「確かに、そういう映像がYouTubeのクリップの中にあるけどさあ」
「ほら、やっぱりね」
「でも今日はかなり本気だよ」
「まあ、私には信じられません」
「そうか、、じゃあスカートを上げてもらおう」
「はい」

 またアズサのレスポンスに圧倒されてしまった。半分冗談で言った言葉を真面目に受け止めている。13歳の女の子に淫行をしているような錯覚があった。まずい、、

「パンツ撮っちゃおうか・・」
「はあ?見えてますか?」
「まだだけど、撮りましょう」
「はい」
「え?いいの?」
「でも、それならもっと別のを履いてくれば良かったです」
「え?」

 こうしてアズサとの幸せな撮影は続いた。そして僕はエロオヤジ丸出しでカメラを構えた。それがとても新鮮だった。ずっと忘れていた感覚だった。

「次は制服で撮影のつもりだけど・・・」
「え?また撮ってくださるのですか?私なんか一回撮ってポイッって感じだと思っていたんです」
「はあ?是非また撮らせてください」
「嬉しいわ!」

 こうしてさらにアズサとの夢のような撮影は続いた。アズサは最後まで初対面で見せたピュアな笑顔を絶やさず、どんどん美しくなって魅力をエスカレートさせて行った。将来、どんなにいい女になるんだろう。

「今日はありがとう。また撮らせてね」
「本当ですか?どうして私のことを・・・
「それは、君のことが好きだからだよ」
「またまた、、嘘でも嬉しいです。光栄です」

 これって夢???そう錯覚してしまうような素敵な撮影でした。

■この作品をご覧になりたい方は拍手をお願いします。
■アズサちゃんがWS(3/13日曜日)に登場。ただし、パンチラは撮れませんが、、、


2011-03-09 : 昭和ガール : コメント : 0 :

そら(制服)・・・2011.2.27


(写真上)横浜中華街の肉まんとたこ焼きと焼きそばを平らげる(写真下)竹馬に挑戦するゆめ

ゆめと公園へやってきた。年末はゆめはこのベンチでおでんなどを食べた。今日は肉まんなどを食べた。そのあと公園で開催していた昔の遊びを子供たちに体験させるイベント用の竹馬を借りてきて乗ろうとした。

「竹馬、、懐かしい」
「乗れるの?」
「ええ、ばっちり!」

そう言い残すと、ゆめは竹馬に足を掛けた。しかし、、、
その前に樹の根っこにつまずいて膝を負傷して大量出血したが絆創膏を貼っていざ出陣となった。素晴らしいバイタリティーだ。ゆめはすごいヤツだ。
2011-03-09 : 放課後カメラ : コメント : 0 :

38thWS,理乃2011.2.26


2011.2.26WS model*理乃

親父が使っていたコンタックスG1で撮ってみた。
とても使いづらいカメラだ。
レンズ=Planar35.F2

■次回開催は、3/12(土)参加受付中。
2011-03-05 : ワークショップ : コメント : 0 :

38thWS,理乃2011.2.26


38thワークショップ、、無事開催しました。皆さんありがとうございました。

■次回39thワークショップは3/5(土)開催決定。model*ミユ。参加受付中。
2011-03-01 : ワークショップ : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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