新作を撮ります。。。


 個展が終わり残務をこなしながら新作の準備をしています。会期中ギャラリーに座って考えていました。次に何を撮りたいか、何をすべきか。はたと心をよぎったこと、それは来年の後半のことでした。三月に神保町画廊で個展を開催したあと、どうするかいうことでした。結局また個展をやろうという結論に。それなら、ここ数年の作品とは違ったものにしようと。

 あれだな、と思ったことがあります。もう一度基本に戻って撮ってみようと。それは標準レンズで撮った縦位置でした。(僕にとって標準レンズとは、コンタックス・プラナー50mm F1.4のことです)ズミクロン35mmにすっかり熱中していましたから久々の標準レンズはいいですね。今回の個展で展示したメインの2枚もプラナーで撮ったものでしたが、非常に感触が良かった。昔、女性誌などでファション写真をやっていた時の感覚が甦りました。サクサク撮れました。
 僕はプラナーを三本所有していましたが、二本を数年前に売ってしまったので、現在は一本だけ。しまった!でも後の祭り。仕方なく、エルマー50mmも使おうと考えました。もちろん、今プラナーはとても安いので買うという選択もありますが、なんだかそれは僕の生き方ではないと思ったのです。よし!プラナーとエルマーで撮ろう、と決めました。すぐにモデルに連絡を入れて撮影日を複数決めました。

 個展後に毎回僕がやっていることは、終わった個展のことを忘れる作業です。すると、マルティン(パリで開催する展覧会のキュレーター)からこちらで展示する作品の作業を急いでくれ、とメールが来た。


2016-09-27 : Portrait : コメント : 0 :

第六回魚返一真写真塾グループ展『ALL GIRL.6』

スクリーンショット(2016


 昨日最終日を迎えたグループ展に多くの皆様がご来場いただき、また投票をいただきましたことに主催者として深く感謝いたします。投票結果は以下の通りになりました。優勝は真凛、井上和俊の二名としました。二人とも二度目の優勝となりました。しかし両者ともにやや内容が物足りない感じがありました。

□真凛の真摯な態度や終了後に参加者全員に配られたプレゼント写真などにみる美しい心は真凛が将来写真家となってしかるべき人物であることの証だと思います。少し他の人とテイストが違う優位性はあるものの僕は文句なしの優勝だと考えています。
□井上和俊氏の作品は氏の写真集と比べて落胆せざるをえない内容であったことはご本人も認めるところだと思います。趣味の領域であればこそ高い場所を見続けるべきだと考えています。今回の優勝はやや甘口ですが氏の銀塩写真技術をも評価した結果ならば良しと考えます。
□個人的に興味を持ったのは、坂本ミツキ、秋元達夫の両氏。特に秋元氏の変貌には驚かされ優勝してもなんらおかしくなかった。坂本氏も非常に写真がうまく、言いにくいが被写体を考えて撮れば優勝もあり得たと考えています。
□他の方々も悪くなかった。上達していることは確かで上位とそれほど差はなかったと考えています。永遠の迷える子羊である西牧直樹氏は今年も次点となりました。しかし好みを打ち出したモデルへのアプローチは初心を忘れておらずノドンのごとく不気味な存在であることは確かで期待したい。しのざき氏の写真はこれから伸びる大器を伺わせるし、鈴木碧氏の写真はすでに円熟期を迎えた巨匠の味がありながら見る者が氏の表現の深さについてきてない不運がありました。この不運は今後もつきまとうがめげずに貫いて欲しい。篠田アキヒロ氏の写真はそこに静寂があり素晴らしいがプリントが悪過ぎたと思います。Choku氏は芸術と玩具との狭間にあって方向性を決めかねている様子ですがいずれ開眼するでしょう。田代氏が最下位だったが氏のもつ癒しは相変わらず僕にとって大切なものです。写真だってぜんぜん悪くなかった。


1. 真凛=196 優勝!
2. 井上和俊=172 優勝!
--------------------------
3. しのざき、西牧直樹=155
5.坂本ミツキ=127
6.秋元達夫=102
7.アキヒロ=58
8.Choku=53
9.鈴木碧=41
10.田代俊一=40


□ご投票ありがとうございました。ご来場いただいた皆さまに深く感謝いたします。

2016.9.26 魚返一真







2016-09-26 : 写真塾 : コメント : 0 :

個展五日目→最終日

hitomeyamaBW.jpg

 
 個展にはどんな意味があるのでしょうか。僕はわからない。こんなに多く開催しているのに。僕の両親はかなり辺ぴな田舎の出で、親父の方は吉村昭の小説『水の葬列』に書かれた秘境にとても似ている。田舎には伝統というものより絶対的な継続と掟というものがある。農業とは来る日も来る日も来る年もゆく年も同じことの繰り返しを淡々と脈々と神仏にすがりながらさながら掟のごとく守り抜くもの。それがそこに住む人に与えられた唯一の生き方である。
 僕の血には秘境に存在する集落のしきたりと掟が流れている。僕が僕として生きることは何らかの継続にすがらなくてはならない。たまたま写真がそれであり個展が秋の収穫にあたる。僕はこれからも写真を続けるだろう。それが僕の掟である。ただそれだけ。放りだせない絶対的なものであり死ぬまでつづく。楽しいというより、僕には苦しみの方が圧倒的に大きい。

次は2017年3月、神保町画廊にて、、
今日お会いしましょう、そしてしばらくサヨウナラ。。。 


□今日も在廊しています。今日のアルバムは『The Secret Life Of Plants/Stevie Wonder』という気分なのだが・・・(見つからなければ他のアルバムで)
2016-09-25 : "MOSO" : コメント : 0 :

個展四日目


 某出版社の方がご同伴なさった女性が素敵だったこと、知人の女性(以前モデルをお願いしたことがある)のご友人である紳士(僕よりご年配)がご同伴なさった女性(紳士とは高校の同窓生)が素敵だったこと。この二人の熟女のことが印象的でした。女性は歳を重ねて輝きが増してきます。男性はその輝きに敏感でなくてはいけません。若い子がいい、それはそれでそうなんですが。
 僕は素敵な塾年女性に魅力を感じます。実際、そういう女性を撮りたいのですが、この世代の人は撮られることに抵抗がありますから、モデル探しはとても難しいのです。でも、僕のテーマのひとつになって行くでしょう。

□今日も在廊しております。まずは、ボブ・ディランでも流しましょう。(昨日はくるりでした)

hitomeyamaBW.jpghitomeyama4C.png
※復興支援チャリティー写真(上)はたくさん買っていただき昨日在庫切れしたモノクロを補充いたします。。


2016-09-24 : 28thに向けて : コメント : 0 :

個展三日目

スクリーンショット28thDM


 祭日でしたが三日間で一番暇でした。ご来場いただいた方々に心より感謝申し上げます。また個展に来てくださって感想をツイートして頂いた方々にも感謝いたします。
------------------------------------------
僕の写真に興味をもっている人がいる。それがわかる。写真家にとって嬉しいこと。僕の写真に興味がない人がいる。写真家をそっとしておいてくれる人で、僕をしずかに育てている。僕の写真が嫌いな人がいる。少しほっとする。なぜ僕の写真が今の型になってしまったのかなんて、語るのも恥ずかしいことなのです。

□本日も在廊しています。時々部屋を出ていますが、すぐに戻りますので、それまでゆっくり鑑賞していてください。
□復興支援募金プリントのご購入ありがとうございます。





2016-09-23 : 28thに向けて : コメント : 0 :

個展二日目

ラビリンス画像-2


 熱心なファンの方々が来てくださいました。僕が資金難の時につくった『ラビリンスシリーズ』をOさんがサインして欲しいと持ってきてくださいました。その場でサインしてお返しするつもりでしたが、このシリーズは僕の手元に一本もないので、お借りして観ることにしました。Oさんはこのシリーズをとても高く評価されていて、再販したら多くのファンが喜ぶとおっしゃいました。しかし、恥ずかしい。こんなDVDを売っていたとは・・・。でも、僕が僕の一ファンだったら、やはり貴重なものだと思うのかもしれません。僕の作品を後世に残してくれるのは、やはり僕の作品を所有してくださっているファンの方々だと再認識しました。長年にわたって僕の作品をご購入いただいたファンの方々に心から感謝いたします。僕はすでに幸せな写真家になっていました。

□今日も在廊しています。
□ラビリンスは第六作まであったはず・・・




2016-09-22 : 28thに向けて : コメント : 2 :

個展初日

hitomeyama4C.png
スクリーンショット28thDM


天気が悪いなか熱烈なファンの方の来場。最後まで在廊しました。疲れたけど、清々しい気持ちで帰路につきました。京都の寺くん、美人奥様のSさん(奥様は原節子似。品が良くご教養の備わった方)、午後いらしてくれ熱いお話をかわした方。最後に写真をなさっているお二人の男性との熱い握手。その他いろいろな方々のご来場に感謝の言葉しかありません。復興支援ポストカードも好調。

※最後にご来場いただいたカメラマンのお二人(熱く握手をした)へ。僕の写真塾に来ませんか?


本日も在廊します。2016.9.21水 魚返一真
2016-09-21 : 28thに向けて : コメント : 0 :

阿蘇に向かって/熊本地震復興支援


hitomeyamaBW.jpg
hitomeyama4C.png


明日からの28th個展で熊本地震復興支援募金をいたします。
『阿蘇に向かって』というタイトルの写真(モノクロとカラーの二種)を販売した収益を復興支援募金に寄付します。ポストカードサイズ500円。A5サイズ4000円。皆様のご来場をお待ちしています。

-------------------------------------------------------------

『阿蘇に向かって』

 大きな地震が阿蘇山(熊本・大分)を襲った。亡き父が残した宿は阿蘇と湯布院の中間にあるが被害は少なかった。しかし、観光を主な生業にしているこの地域の打撃は計り知れない。地震から五ヶ月がたった今もこの地方を訪れる観光客は例年の二割にも満たない。

 地震から一月半がたったこの日、ぼくは阿蘇を一望できる一目山に登った。いつもは雄大な姿がみられる阿蘇山は霞んでいた。三日後にもう一度登ったが同じだった。阿蘇も泣いているんだなとおもった。

                ﹆

□人気グループ嵐のメンバーがCM撮影したのは阿蘇外輪山の大観峰(だいかんぼう)だが、そこはこの山の眼下わずか数キロ先である。霞んでいなければ見えたはずの景色は嵐が出演しているJALのCMでどうぞ。

※阿蘇地震復興支援義援金。。。
この写真のポストカードサイズ(500円)、A5サイズ(4000円)を販売しています。この写真の収益金は大分県側の被災地・飯田高原にある喫茶『きすみれ』に設置されている義援金回収箱に10月27日僕が直接行って投函します。

28th魚返一真個展『妄想カメラ#2016』
2016.9/20---9/25 11:00--20:00(最終日--17:00まで)
アートコンプレックス・センター ACT4
http://www.gallerycomplex.com/index.html


よろしくお願いいたします。

魚返一真
2016-09-19 : コラム : コメント : 1 :

『パリのギャラリーに魚返作品展示』


『ImageNation Paris/INTERNATIONAL PHOTO EXPO』に招待されました。パリ市内のギャリーに僕の四作品が展示されます。この企画展のキュレーターがフランスで出版された写真集『MOSO』を見て連絡をくれました。

ImageNationParis.png
www.imagenationparis.com
2016.11.10--13 ESPACE DES ARTS SANS FRONTIERESにて。。。
なお、展示作品は未定です。詳細が決まったらまたお知らせいたします。。。







□今は来週の個展の準備をしています。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


2016-09-14 : 海外 : コメント : 0 :

個展まであと十日。。

スクリーンショット28thDM


 個展まで十日となりました。だいぶ出来上がってきました。会場が変わったので少し工夫をしています。

 今回展示する作品は昨年九月に開催した27th個展『ラムネ色の媚薬』が終わってから現在までの一年間に撮影した新作が中心です。展示内容は、ひとつのテーマにこだわることなく広く選んだので楽しくご覧いただけると思います。今回展示しなかった新作が多数ありますが、それらはいずれ別の機会にお見せしたいと思います。

 会期中はほぼ在廊していますのでご来場いただいた方々とのお話を楽しみにしています。

   --------------------------------------------

◎『MOSO』に収録された作品は来年三月に神保町画廊にて開催する29th個展において展示する予定です。

◎『MOSO』の販売に関する情報はこちらをご覧ください。→→こちら。



2016-09-10 : 28thに向けて : コメント : 0 :

G.6 参加カメラマンの番号


スクリーンG6展示位置



1.坂本ミツキ
2.井上和俊
3.秋元達夫
4.鈴木碧
5.田代俊一
6.しのざき
7.Choku
8.真凛
9.篠田アキヒロ
10.西牧直樹

以上が会場での展示順です。
紹介パネルに数字を入れておいてください。

※場所決定のために付けたA〜D、1〜6は破棄してください。




2016-09-05 : グループ展 : コメント : 0 :
ホーム

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター