昭和ガール『昭和の恋・その2』+『中途半端な女のススメ(1)』



『中途半端な女のススメ(1)』

 僕の個展に来て「オマエ、良くもまあこんな中途半端な女を集めたなあ」という名言を吐いたのは、僕の夏の師匠である式根島の西村勝実という男だ。言われてみるとなんとも的を得ている。
 ここで補足が必要だ。『中途半端な女』は当然のこと女性賛辞である。例えれば女優の大地喜和子みたいな女のことを言うのである。完璧な美人とは言えないが、他に似た女優を探しにくく、やっぱり太地喜和子は世界中でたった一人しかいないと知る。僕の世界でも、女性たちは世界でたった一人しかいないという位置づけであり、それによって彼女たちにしか表現できない作品になる。
 街を歩くと美しい女性がたくさんいる。しかし、作品になるような中途半端さが薄い。ファッションや化粧やライフスタイルなどの情報に追われ、かえって没個性となっているからである。そういう見てくれだけの女を持ち上げる男にも問題があると考えている。もちろん、僕も問題児の一人でないかと怯える時がある。
 このブログをお読みになった女性のうち、自分は中途半端だと思う方はすぐにモデルに応募してください。また、自分は磨きのかかった良い女だと自負する方は、どうか中途半端さを取り戻すために、僕のモデルになることをお薦めします。


『昭和の恋・その2』2011.11.25..model*ようこ
 ようこは『中途半端な女』の結論のような女。まさしく中途半端。しかも太地喜和子に似ている。顔?どことなく似ているが、それだけじゃない、口調や振る舞いも似ている。ようこに似ていると言うと、嫌がりながらさらに太地喜和子になっていた。「勘九郎さんたら、嫌だあ~、今度会ったら許さないから」などと言う太地喜和子を想像してください。
 この写真は、服をまくり乳房を出したところを撮ったあと、服を元にもどしているところ。脱ぐ時と着る時は違うんだなあ、と思って撮っていた。

「ようこちゃん、本当にいいね」
「どんなところが?」
「中途半端なところ」
「失礼ねえ」
2011-12-05 : 昭和ガール : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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