『背景が先』・・・僕のポートレート撮影術

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2011.9.18撮影***舗道はケヤキの木漏れ日が美しかった。僕は女子高生が通るのを待った。

          ☆


 僕が女の子を撮る時は、背景を先に決めている。画面の隅々までチェックして許容できないモノが入り込んでいないか確かめる。何か写したくないものがあれば人物で隠すことを考える。晴れていれば光の角度を見て雰囲気が良い場所を選び、その場所でまた背景を隅々までチェックする。

 僕が背景にこだわるのは良い場所に女の子が登場するだけで僕の写真は成立すると考えているからだ。

 背景が決まれば、あとは女の子をそこへ立たせて、新鮮さを失わないうちに早く撮ってしまうことが大切だ。デジカメ派に多いけれど、沢山撮ることはモデルを疲弊させる。しかし、モデルのデリケートな心理が必要ないのならその撮り方を否定はしない。

 背景重視は、僕が美しい田舎町で育ったことと関係があるかもしれない。僕はずっと故郷でSLや風景写真を撮っていた。そして僕が選んだ最後の被写体が『女』だった。『女』を撮り始めてわかったこと。それは人生のすべてをかけなくては自分の『女』は撮れないということ。いずれこの問題について書きたいと思う。

 とにかく、僕は女の子を撮る時、最初に背景を決定する。
 
2012-01-29 : 写真塾 : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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