『下町の天然色』・・・カラーについて

2008.9.24メイ019_edited-2

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 荒川鉄橋を訪ねたのは2008年のことだ。メイは風貌も話し方も下町娘だった。川風に吹かれてメイと過ごす時間が心地よくて、僕は彼女に気安さを感じていた。どこか昭和っぽい匂いのする女の子と一緒だったせいか、初めて訪れた大きな鉄橋も懐かしく感じたのを憶えている。

 その日はネガカラーで撮った。写真にも僕が感じた懐かしさがきちんと表現されている。僕にとってカラー写真とは、昔ながらの天然色のことだ。写真とはどこかノスタルジックなものだ。撮った写真は、その瞬間は『今』であっても次第にノスタルジックになるべきである。その意味で僕は最近のカラー写真にはちょっとついて行けない。人生を最初からやり直さない限り僕には無理である。

 去年は一年間モノクロしか撮らなかった。それはある個人的な理由からだった。今年は、カラー写真も撮る。ノスタルジックな天然色で撮ることは言うまでもない。


□2008.9.24撮影/荒川にて/model*メイ マミヤ7+55mm?
□最近のカラー写真=主としてデジタルを指している

□僕の塾生はモノクロ指向の人が多い。僕もその一人だと思われているけれど、それは違う。本当に違う。皆、もっとカラーを撮ろうよ。

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2012-02-29 : 昭和ガール : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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