『僕に捧げる桜・その2』

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2011.4.14『桜が散る』〜女の子は自転車を停めて舞い落ちる桜の花びらを見つめている。地面を白く覆っているのは桜の花びら。


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 満開の桜は極めて崇高です。単なる花という範囲を逸脱してあたかも桜が何もかも支配したかのようです。光彩陸離な、自らを誰よりも美しい女と考えるような気質です。やがて、満開の桜は峠を越えて見事に花びらが舞い散ります。それは切腹のシーンを思い出させるような潔さです。その時の桜は何者かに覚悟を迫っているようです。

 僕でさえ、満開の桜を観たときは前がかりな気分になります。しかし、しばらく観ていると静かに萎縮へと落ちてしまいます。桜とは、ある人において故郷の小学校のセピア色の大木を想い出させるものでしょう、そして僕もその一人なのです。少年の僕はその幹に頬を寄せました。ごつごつした表面にグロテスクな仮面を発見したことがあります。

 先に、今年は『僕に捧げる桜』を撮ると書きましたから、桜について考えてみたところ、なかなか難しい。誰に嘲笑されようと、やはり僕にとっては、桜とパンチラ、桜と乳房、なのでしょうか。

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□今年の桜はブログで公開します。
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2013-03-17 : コラム : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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