『桜の小木と生娘のつぼみ』・・・2013.3.29〜その二


2013.3.29 model*たま子



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 見事に咲いた桜並木を選ばず、ひっそりと線路脇に立っている樹齢の若いソメイヨシノをめがけて歩み寄った。近づくと枝はたま子の顔より低い場所にもあって、満開だが桜の花で視界が遮られるというほどに花は密集していなかった。その頼りない満開は清純な感じがして、人間に例えるなら生娘のようだった。
 ふたたび、たま子は乳房を出した。やはり美しかった。それは処女の乳房だった。

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 戦前の小説の中に書かれたある部分を読んで驚かされる。それは、乳房について書いた複数の小説家の文章で、そこには、娘は処女の乳房だった、と断言しているのだ。そこに僕は驚きと共感を感じる。
 眼の前のたま子の胸へと視線をやると、丸い乳房とその中央に小高く盛あがった薄い色のつぼみがあって、それを見た時、まさにたま子が処女だと思った。僕は生娘のつぼみを口に含んでしまいたい衝動にかられながら繰返しシャッターを押したのだった。


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2013-03-31 : ファンタジー2013 : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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