『写真のオリジナリティーについて』



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 どうしたら自分の写真にオリジナリティーが生まれるのだろうか。オリジナリティーの問題はあらゆる芸術において重要であり写真に限ったことではない。当然、僕もずっと悩み続けていてるし、今もなお悩みは続いている。

 僕が最初に試したのはフィルターワーク。次はさまざまなタイプのカメラを試し、さらにカメラのフォーマットの違いを試した。それらを一通りやってわかったのは、フィールターもカメラもフォーマットも、それ自体ではカメラマンのオリジナリティーを決定するに至らないということだった。そればかりか、それらのこだわりは、同様の試行錯誤をしている自分以外のカメラマンの写真にどこか似てくる。例えば、カメラ雑誌などに出ている写真は誰が撮ってもテイストが似ている。

 最後に辿りついたのは自分自身の内面の研究だった。同じ人間は世界に自分しかいない。この絶対的な要素を写真の中で実現すればおのずとオリジナリティーは生まれる。しかし、それはとても難しい。

 カメラマンは、気軽に写真を撮って楽しむにとどめるのか、自分にしか撮れない写真を撮ることを目標として修行の道を選ぶか、その選択を迫られる。僕は後者を選び塾でもそういう指導をしている。



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2013-04-25 : コラム : コメント : 0 :
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ogaeri

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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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