『知的な妖精よ』

2013.5.28 14時40分ごろ


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 今日の僕は気だるかった。誰かに話しかけることなどあり得なかった。そんな僕だったが、駅の南側から改札の前を通り北口へ向かおうとするところですれ違った女の子に釘付けになった。たぶん、僕は数秒立ち止まっただろう。それから、彼女のあとを追い、スーパーの文房具売り場で彼女の前に立った。

 自然に垂らしたセミロング、顔は小さく愛らしさの斜め後ろに賢さが漂う。身体は妖精じみた少女体型。「あの、君・・・」と話しかけると、ひと言口を開いただけで、彼女の全体が物語を囁き始めた。つまり、その内に隠し持っていた詩的な塵が吐き出され、彼女の身体の回りに舞いように漂ったのだ。僕はこの特別な少女を写真にしたいと思った。


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2013-05-28 : スカウト : コメント : 0 :
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Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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