『優子』・・・懐古


1995.12 model*優子

               †

 どんなふうに16才の優子と出会ったのか確かなことは憶えていない。母親と連れ立って新宿駅南口にやってきたのが初対面だったと思う。品があっておとなしくて、静かな立ち姿からお嬢様と呼ぶようになった。

 撮影の日、優子は六本木アートセンター・スタジオに制服姿で現れた。ストロボセットをロバート・メイプルソープ調にセッティングし、フローリングの立ち位置に黒いパーマセルテープでマーキングした。そこへ優子の両足のつま先を誘導した。    

「脱げる?」
「えっと・・・」
「ブラまででいいよ」
「あっ、はい」

 僕は下着姿の優子を抱きしめた。

                     †
                    †††
                     †


□この作品は1996年三月に開催した個展『who’s Love』で発表。7月開催の25th個展でも再展示の予定。
25th個展DM裏-写真面



2013-06-22 : 25th個展へ : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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