『Ri*su・りす』・・・作品


□この作品はこちらでご覧いただけます⇒⇒Gallery

2013.11.9 model* Ri*su

                ﹆

 17才の彼女がモデル名をRi*suにしたとき僕の妄想が彼女たちの生息する世界から切り離されたような気がした。(先月撮影した女子高生もモデル名をSHIORI@歌姫ちゃんしていたのだ。)撮影に至る今日まで、Ri*suとたくさんメール交換をした。17才のスピードは僕の想像を遥かに越えていてまるで栗鼠(りす)を追いかけているみたいだった。                

 しかし、Ri*suがセーラー服を着たいと言った瞬間に僕の妄想は甦りRi*suはその妄想の中で静止した。セーラー服はどんな女でも妄想の中に引き戻してしまう魔法のツールだ。

 Ri*suを僕のテリトリーである郊外の公園へ連れてきた。中間服の白いセーラーを着たRi*suは素朴で幼さが残っていてとても愛らしかった。掌にベージュ色のガーターと白い網タイツを乗せ肉感的な太ももを曝して草むらに座った。これからRi*suは始めてガーターを身につける、がしかしそれはRi*suにとってファッションにすぎない。日常を拒絶するような要素を彼女たちは好み、それを自分たちのファッションスタイルに取り入れることに巧みである。(例えは省く)

 セーラー服を着てガーターを着ける行為が彼女たちの娯楽にすぎないことに対抗して、バッグから注射器を取り出してRi*suの血液を抜くことにしたが、それさえもRi*suにとっては適度な刺激でファッションなのだ。しかし、この瞬間に撮った写真には今から40年前の屈折した僕の青春の匂いが写っていると断言する。つまり、Ri*suと僕はそれぞれが思惑の違う作品を手にしたということになった。それはやはりセーラー服と17才の肉体のおかげなのである。



                ﹆
                ﹆









2013-11-16 : 26th個展へ : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター