『狂おしき肉体』・・・作品



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2013.11.13 model*ゆりか

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 はじめての寒波が降りた秋の郊外は寒かった。午後になるとあっという間に陽は傾いていく。それは真夏に氷が溶け出すのと同じような早さで、暑いときは冷たさが一秒でも長く手元に欲しかったのと逆に、今はただ陽の温もりが名残惜しくてたまらなかった。

 ゆりかはエキゾチックで長身でグラマーで、その肉体にふさわしい厚い唇を備えている。そんなゆりかの魅力を正直に語れば露骨にならざるをえず言葉にしづらかった。おそらく、ひとたびゆりかの肉体を知ったなら、山羊のチーズを愛好する人々ように、彼女なくしては生きていけないとさえ思うだろう。

 西の空の雲の切れ間から太陽が長めに顔を覗かせた時、ゆりかは黒いストッキングを膝まで下ろし、さらに大きめの乳輪が印象的な豊かな乳房をさらした。僕は撮影しながら「君はうつくしい」と繰返し言ったのだった。


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□個展では別カットを展示します。。



2013-11-20 : 26th個展へ : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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