『Grateful Dead』


□個展が終わり、グループ展が終わった。しかし、その総括は僕にはとても苦痛で(PC不調も関係しているかも)、まずはGrateful Deadについて書くに至った僕の心中をお察し頂ければ幸いです。。。

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 僕の頭の半分は音楽で占められているのではないかと思うことがある。音楽があって、あとは文学や絵画があって、そのほか細々とあって、それらから深く複雑な刺激を受けて写真を撮っているのかもしれない。もちろん僕は、まず第一に写真について考えていることに偽りはないし、命を削っているとさえ思うこともある。しかし、音楽以上に僕の脳裏を支配しているものはない。

 最近、久しぶりに聴いて癒されているのはGrateful Deadである。このバンドを初めて聴いたのは39年前だったが、近年はほとんど聴いていなかった。

 きっかけはラジオで聴いたあるエピソードだった。このラジオ番組は、ピーター・バラカンの「バラカン・モーニング」で、僕が好むロックやソウル、ポップスが聴ける日本で唯一のラジオ番組である。その番組中、リスナーからの質問に「Grateful Deadというバンドのどこが良いのかまったくわからない。ピーターさん、説明して頂けないだろうか」というのがあった。Grateful Deadに対して同じような疑問を持っているリスナーがたくさんいるらしいのだ。Grateful Deadのような第一に人間ありきというロックサウンドを理解できないというのは何ともさみしい話だ。

 だからといって、他人の感性についてとやかく言うつもりはない。ただ、僕がGrateful Deadが好きだということと、僕が古いカメラが好きであること、女性ポートレートは撮る側の心の問題だとする作風との間に何か共通点があるような気がしてならない。そんな妄想をしながらGrateful Deadを聴くのが僕の贅沢な時間である。
 結局、ピーター・バラカンはその質問に対して、「う〜ん、それを説明するのはむずかしい・・・」と答えるにとどめたのであるが・・・





2014-07-29 : コラム : コメント : 2 :
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分かるまで聴くしかないですね
時折、訪問しています。
心を軽くしないとDeadは入ってきませんね。わたしは週末の午前にDeadのLPがそこに浮いているように鳴るだけで、幸せになります。でも、これを説明するのは難しいでしょう。Deadみたいなスカスカで緩い音はあまりないですからね。世代の問題かもしれません。
写真も音楽も自分の中に入ってくるのを待つしかないのでは。と思います。
魚返さんの写真と同様に、Deadは好きです。ピーターさんの番組も好きです。

2014-07-30 20:09 : apertura28 URL : 編集
apertura28さんへ
コメントありがとうございます。Deadが好きでバラカンモーニングが好き。僕と同じで、なんだか嬉しいです。これからも僕のブログをよろしく。。
2014-07-30 21:09 : 魚返一真 URL : 編集
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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