『君が水に沈んだら』





2014.9.5 model*美月

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 僕と美月は河原を歩いた。猛暑は去ったかもしれないけれど今日はまた暑さがぶり返している。18才の美月はバテ気味の僕をよそにしっかりと歩いている。

「今年は雨が多かったから鮎が釣れる」とすれ違う釣り人が言った。
「今年は泳げるほど川がキレイだ」とも言った。
「さようなら、またお会いしましょう」と僕は別れを言った。
「あの釣り人はお友達ですか?」と美月が言った。
「いいえ知らない人です。川で出会う人同士にはどこか共通の心があるのです。川に郷愁を感じたり、川で過ごすことが喜びだったり、僕の場合は川にエロスを感じるのですが」

 美月は白いブラウスを品良く着こなし、オーガンジーの黒いミニスカートをキュートにはいて、ノーパンティの下半身に白いガーターと網タイツを着けている。美月をごく浅い川べりに座らせると、スカートの奥にヘアが見えていて、まだあどけない色をした陰部の上部だけを見せて下半分を水中に沈めていた。
 美月はこころ優しく美しい女の子だ。その保守的な躾を裏切るような金髪は、かえって僕のこころを掴んで離さなかった。また僕は美月を好きになった。

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□27th個展にて展示します。





2014-09-12 : 27th個展へ向けて : コメント : 0 :
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Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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