『MOSO』



 個展を前にしてこの一年弱の間にあったいろいろなことを思い返しています。

                  ∴

 何と言っても一番は新作を休むことなく撮りつづけることができたことです。去年の26th個展中に、この一年を写真家としての本当のスタートと位置づけていました。その個展が終わったのが7/27でしたが、8/1には新作を撮り始めました。僕はなみなみならぬ決意でした。いつもの年と同様にモデルさんに恵まれて順調に撮影ができました。生涯一妄想写真家であろうとすれば当然のことですが、作品の質を落とさないことを常に考えて撮れたことを神仏に感謝しているところです。

 お弟子さんの井上和俊氏の写真集をデザインし完成させることができました。僕のできることはやりたいと思っていた、そのひとつが誰か僕の流れをくんでくれている写真家を育てることでした。少し達成感があります。

 デジタルカメラを買いました。作品にもしています。27th個展で展示します。ところが今はデジタルをやめてしまおうかという気持がよぎっています。さて、どうなりますか。。。

 思い返せば、2007年にロンドン、フランクフルト、その他のブックフェアに何冊かの写真集を展示したのをきっかけに海外での出版を視野に入れはじめて8年が経過しました。当時複数の国の編集者に興味を持ってもらったことは励みにもなりました。だからと言って、自分の作風を崩してまで出版しようという方向に行かなかったのは精神に支配された不器用な作風からすれば当然だったのかもしれません。

 そんな僕ですがヨーロッパの出版社に声をかけて頂きました。紆余曲折はありましたが8月には二社から出版の意向を伝えられました。僕のあるがままの23年間を編纂する意向を持ったフランス人編集者に作品を託すことにしました。フランスの出版社から写真集を出版することになりました。タイトルは『MOSO』。発売は12月か来年の1月になる予定です。

                  ∴


□『MOSO』は日本文化(小説や映画)に精通したフランス人の手によってフランスの出版社から出版されます。ただし、日本では公表できない内容を含むため国内で販売されません。



2015-09-11 : 未分類 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター