『かぐはしき吐息もて』・・・撮影報告





2015.11.18 model*minori,erina

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 人にはときどき足が向く場所がある。そこへはほとんど無意識にたどり着ける。それはたいていの場合は安らぎを求めた結果である。しかし、心の深淵に潜む過去の苦い記憶とか、その逆に甘い誘惑を静かに横たえた鍾乳洞のような場所であるかもしれない。

 僕はふたりの女をつれて雨が降りそうな雲行きの中をあてもなく歩いていた。僕が女たちに求めたのは、人としてそして女性としての正しい在り方である。素直な気持を問いかけつづけた。女たちが互いにキスをするも良し、スカートをめくり下着の上からキスをするのも良い。そのあとのこと?それは女たちが決めることだ。僕はただの傍観者を決め込むだろう。やがて僕たちは橋の下へたどり着いた。そこで女たちは静かに湧きあがる愛情を型にしたのだった。

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そのかぐはしき吐息もて互いを見つめ
わたしの前でその白魚のごとき指で互いを慰むることなかれ
女たちよ 汝らはかなし。

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□この作品のカラー版はカメラマン誌2月号に掲載されています。
□別カットの無修正版は個展で発表します。
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2016-01-23 : 28thに向けて : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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