『やっぱり君か。』・・・はじまりの詩



                  ﹆

 毎年この時期にやってくる、少し休んで再び撮り始めることへの希望と不安はいったい何だろう。凄く撮りたい、だけど何も思いつかない。食べたいものがある、それが何だか曖昧なうえに作るのさえ面倒である。誰かに会いたい、だけどこれが最後だと思うとしんどい。聴きたい曲がある、だけど古いレコードを探し出せるだろうか。お気に入りのあの本とあの漫画を読みたい、だけどまだ読んだことのない物語の世界へ迷い込んでみたい気もする。結局僕は何もしない。ただヴァン・モリソンの曲を聴いて怠惰な時間を過ごしてしまう。

 休むのも善いんだよ大切なことだ、と言う人もいるが僕はそう思わない。人は休むと次の始まりがつらくなる。継続がいい、休息は精神的に良いことではない。作品をつくるためには空白を避けできる限り継続を選ぶべきだ。そして僕はずっとそうしてきた。

 女の子たちに撮らせてくれとメールした。すぐに返信をくれた子、やっぱり君か。胸が熱くなる。

                  ﹆





□今年もよろしくお願いします。。。



2016-01-03 : 28thに向けて : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター