『夏の雲を慕う』・・・撮影報告


2016.7.10 model*tamako

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 ふと懐かしい気持ちになった。“HOSONO HOUSE”を聴いていたからかなと思った。駒沢裕城のペダルスチールが流れると僕は心の中で涙をこらえる。空を見上げると少し夏の雲があった。そうだ、僕たちは川へ行かなくちゃ。少し暑いけれど川沿いを歩こうよ。ねえ、君のこと教えてよ。先輩のこととかも。もちろん、僕のことも話してあげるから。夏草たちが聞き耳を立てているんだ。昔と同じ土の匂いと水のきらめき、そんな当たり前のことが僕に大切なんだ。もちろん、君を撮れることも。

 娘はアイボリーのブラウス、水色に花柄の綿のロングスカートを着てひらひらのついた日傘をさしている。つまり、僕たちの青春時代のアイドルみたいだ。ほらあの雲、もうすぐ夏が来るね。もう少し川沿いを歩こうよ。あの橋のたもとまで歩いたらブラウスのボタンを外してごらん。それで僕は幸せ。

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□この作品をご覧になりたい方は拍手をお願いします。





2016-07-10 : 28thに向けて : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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