個展五日目→最終日

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 個展にはどんな意味があるのでしょうか。僕はわからない。こんなに多く開催しているのに。僕の両親はかなり辺ぴな田舎の出で、親父の方は吉村昭の小説『水の葬列』に書かれた秘境にとても似ている。田舎には伝統というものより絶対的な継続と掟というものがある。農業とは来る日も来る日も来る年もゆく年も同じことの繰り返しを淡々と脈々と神仏にすがりながらさながら掟のごとく守り抜くもの。それがそこに住む人に与えられた唯一の生き方である。
 僕の血には秘境に存在する集落のしきたりと掟が流れている。僕が僕として生きることは何らかの継続にすがらなくてはならない。たまたま写真がそれであり個展が秋の収穫にあたる。僕はこれからも写真を続けるだろう。それが僕の掟である。ただそれだけ。放りだせない絶対的なものであり死ぬまでつづく。楽しいというより、僕には苦しみの方が圧倒的に大きい。

次は2017年3月、神保町画廊にて、、
今日お会いしましょう、そしてしばらくサヨウナラ。。。 


□今日も在廊しています。今日のアルバムは『The Secret Life Of Plants/Stevie Wonder』という気分なのだが・・・(見つからなければ他のアルバムで)
2016-09-25 : "MOSO" : コメント : 0 :
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1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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