『処女のためのレクイエム』



2017.6.19 model*美乃里

                       ﹆

 今日は桜桃忌だ。太宰治を読むべきかとも思ったのだが、美乃里を撮ることになっているから諦めた。美乃里は幾つになっただろうか。もう5年も撮っているけれど、とにかく処女なのである。(本人がきっぱり言っている)ならば、とばかりに処女を葬るがごとくモーツァルトのレクイエムを聴きながら撮影に備えている。

 再度言うが、この女は処女である。がしかし、裸になることをいとわない。カメラを向けると、例えば官能小説のページをめくるように少しずつ肌を露出すると、その白い皮膚の美しいことこの上ない。この女は決して男の言いなりになったりはしない。つまり、女は処女なのである。

「これを挿れなさい。君ならできるでしょう」と言って女にバナナを渡した。
「はい。できますわ。処女の身ですが・・・」女は僕の要求を拒まなかった。
「ほほう、、おもしろい」
「とくとご覧あそべ」という表情のあと、皮を剥くことなくバナナをあそこへ挿入した。挿れたものが男性器ではないのなら、確かにまだこの女は美しい処女なのである。


                       ﹆






□この作品をご覧になりたい方は拍手をお願いします。。。




2017-06-19 : 30th個展へ向けて : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
このブログのすべての写真や文章などコンテンツの無断コピー、無断転用を禁じます。

月別アーカイブ

ブログ内検索

FC2カウンター