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『そして君に会えました』

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2018.5.5 model*わおん

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 誰かに会いたいと思って街へ出ました。でも、女の子たちを眺めていただけで真剣に探してはいませんでした。「僕は何をしているんだろう?」という言葉が頭をよぎりました。でも、この街を離れる勇気もなかったと思います。そして君に会えました。その娘は僕の眼の前に立っていました。黒い髪、白い肌に薄化粧、そして清い瞳の女の子でした。今の東京では目立たない部類に入る娘ですが実は希少なのです。この子こそ僕が探していた純潔な女の子なのです。
「すいません。あなたを撮らせてください」
「・・・」

 娘を連れて初夏の武蔵野に来ています。木漏れ日の小径に立った娘は正に純潔でした。手には大事そうにリコーダーを携えていました。娘は演奏家?実は、家を出るまで娘が好きだと言う曲を繰り返し聴いていましたから、ファインダーの中に娘を入れた途端にバロック音楽が流れてきたのです。僕は娘の純潔をさらに際だたせたいと考えました。
「君の肩を見せてください」
「・・・」
「君の心の中で邪悪なことを考えてみてください」
「・・・」

 こうして僕は初夏というの儀式の中で純潔を写真にすることができたのです。

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□この時の別カットを九月の個展で展示予定。興味のある人は拍手をして。。



2018-05-06 : 32th個展に向けて : コメント : 0 :
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プロフィール

ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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