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『幸福カメラ』

僕がカメラと出会ったのはたぶん10歳だったと思う。父親のオリンパスペンだった。ハーフサイズだから12枚撮りのカラーフィルムで24枚撮れた。僕はその小さなカメラを手にしたときとても幸せだった。それが僕にとって最初の『幸福カメラ』だった。そのときの気持ちを覚えている。今でも時々その当時のことが蘇る。やっぱりカメラはいい。

ディスタゴンを修理に出したところ見積もりが28000円。中古市場で買えば18000円。

人にとって幸福とは何だ?絵に描いたような幸福なんてどこにあるんだ?ふとカメラケースの中を見るとボロボロのカメラが入っている。しばらくいじっていると故郷が見えてくる。懐かしく悲しくて胸が痛む。全部僕の『幸福カメラ』。だけどだんだん修理不能になってゆく。

元日の朝日新聞の天声人語にいい事書いてあったなあ。河合隼雄かあ、、、

今年もネガで撮るよ。カラーでもモノクロでも。だって僕の『幸福カメラ』はとても古いからデジタルじゃないんだ。フイルムってね銀塩に愛がしみ込むんだよ。僕は絶対にデジタルを否定しないよ。ただほんの少しだけデジタルより銀塩の方が好きなだけだよ。その僅かな違いが気になってさ、、それだけのことだよ。

しかし東京はずっと晴れ。永遠に続きそうに思うよね。日本海側ではその真逆なんだね。九州の田舎で一人暮らしの親父に電話したら車のタイヤまで雪で埋ってるって。

写真を撮ることは厳かなこと。特に人物を撮るときは敬意を持てるといいね。今年も皆さんにとって素晴らしい一年でありますように。みなさんの『幸福カメラ』が自分だけでなく人を幸せにできますように、と祈ります。あ、、そうだ、、僕のワークショップに来ませんか?いっしょに幸せを撮ろうよ。
2011-01-04 : 未分類 : コメント : 0 :
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ogaeri

Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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