G2展に向けて考えてみた・・・2011.8.15

24回目の個展が近い。今回は僕の作品(六つ切)の半分ぐらいにマット枠を付けて展示する予定です。同じように来年のG2展でもマット枠を採用しようと思っています。

今年のグリープ店(G1)展の時、六つ切での展示の場合、他の大きな作品を展示している人に比べて、貧相に見えてしまっていました。マット枠を付けることで解消すると思います。

そう思っていた矢先。昨日の写真塾でますださんから、いくつかのご意見をいただいた。「来場した僕の複数の友人からの意見として、展示方法に問題があると言われました。第1にピンで直張りすること。第2に写真のゆがみやテカリが問題であると」僕はこの意見に対して大変失望しました。

展示環境は必ずしも完全であろうはずはありません。それは、どこのギャラリーで展示しても必ず起きうる問題です。その中で、展示の簡素化、展示の公平性などがG展では大切だと思っていました。しかし、今回のG1では、展示スペースにおいて、3名の塾生において著しい不利がありました。3名には改めてこの場で謝罪したいと思います。

次回は、展示方法において、一部変更(複数展示法から選択)します。しかし、ますださんの主張のように、額に入れたり、平面生を保つための処置、作品がテカらないようにすることは光源の問題もあり無理です。苦労して撮った写真をキレイに展示したいという気持ちは理解できますが、この先ずっと続けて行くことを考えると、できる限り簡素にしたいと思います。そうやって僕は23回個展をやってきたのです。

ちなみに、今回のG1展アンケートの中で展示方法に関してのご指摘は、一通だけありました。僕が他のグループ展を観る時、展示方法などを気にしたことはありません。作品が大事です。作品から人となりを感じられることが大切です。むしろ、未熟な作品を豪華な額に入れても作品が貧相に見えてみっともなく感じます。僕は他のG展を観る時は、良いところを探すことにしています。他の人たちの作品をちゃんと観て、反対に自分たちの作品をちゃんと観てもらおうではありませんか。

僕たちはG展を通じて多くの皆さんに若々しさや、写真に対するポップな感覚、写真を愛する気持ち、などを伝えて行きましょう。ありがちな、熟練カメラマンたちのG展のように、美しく額装して、写真を上質な趣味のごとく、来場者を上から目線で迎えることは絶対にダメです。まずは、作品に自分らしい愛が込められている事。それが大切です。何事にも、上げ底はだめです。恥ずかしいことです。自分たちが無理なくできる範囲で、自己主張をして行くことが大切です。

昨日、アベちゃん(次回G2参加)が、ニコンサロンでも1日100人から200人程度の入場者だと聞きました。僕たちのG展は人数こそそれに遠く及ばないけれど、他のG展と比較すれば、入場者数は多い方です。ニコンサロンでは写真をやっている人が入場者の大半だと想像しています。僕たちのG展は、渋谷という場所柄、様々な人々が来場します。そんなオープンな場所で開催できることは何より価値があります。

僕は、僕が過去23回やってきた個展と同じ方法でG展をリードしてきました。これからも、自由に若々しく心に残るG展を続けていきます。これは他のG展への提案でもあるんです。皆さんの不満はわかります。でもその不満は、いずれ開催するご自身の個展で思う存分やって解消してください。その時のすべてのヒントがG展の中にあると僕は信じています。

□写真塾マニュアル一部変更(2011.8.15)
9)フォトコンなどに応募する場合は「魚返一真写真塾にて撮影」と銘記すること。
上記一項目を追加しました。これはモデルさんが観た時、勝手に使っているとの指摘のないよう、僕がチェック済みだという証です。以前から参加の皆さんはそうして来たと思いますが。
また、もう一度マニュアルを読んでください。少し乱れてきているので。。
◎マニュアル⇒こちら

第2回G展『ALL GIRL』2012.10開催予定。参加者募集中
2011-08-15 : グループ展 : コメント : 3 :
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G展後のコメント
最初に 誤解のないようにしておきたいのですが、
不満点というわけではありません。基本的に先生と同じ立ち位置です(^^;)
知人から言われたのはG展直後でしたが、掲示板に「文字」で書くとキツそうだったので、直接先生に聞いてみたかったのです。

まず、ピンでとめることについての経緯は
「ピンでとめるのは、ここ(ルデコ)でのルールですか?」と尋ねられました。
「写真そのものより、ピンが気になってしまう」
「レイアウトを決めるためにピンで留める過程はあっても、人にみせる”展示”なら、もう少しなんとかした方がいい。」
ぼくは「見かけより、写真の中身を見てほしい。先生も個展でやってる手法」と反論。
彼は「それはプロだからでしょ。素人の写真なら、なおさら見かけだけでもキチンとしなきゃ」
ここで、ぼくは次の言葉がでてきませんでした。

超グロスについては、昨日 先生から「それがぼくらしさでしょ」と言われ、ハッとしました。

2011-08-15 21:09 : ますだ URL : 編集
がっかり
経緯をありがとう。僕は何も誤解していません。ちゃんと受け止めた上で、反論しています。彼の「それはプロだからでしょ・・・」の下りはいかにもクレーマーが言い出しそうなフレーズで意味不明です。惑わされない方が良いと思います。ますださんの「基本的に先生と同じ立ち位置です」も優柔不断。昨日とは立ち位置が変わりましたか?いずれにしても、僕の塾は僕がリードして行きますので、どうか皆さんご安心ください。(8/16朝、一部わかりにくい部分がありましたので加筆しました。加筆は以下の部分。「僕は何も誤解していません。ちゃんと受け止めた上で、反論しています。」)
2011-08-16 06:39 : ogaeri URL : 編集
ゆれうごく心境
>基本的に先生と同じ立ち位置です
というより「同じ立ち位置になりたい」が正解ですかね。

誤解云々は、先生にというより、これを読んでいる人達に向けてなんです。
ぼくの主張というより、こういう話しも聞きました。
「それに対して、先生いかがでしょう?」という感じです。

正直、まようというか、とまどうというか。
まるで「ロバをかついだ親子」のように、人から言われることが、どれも もっともな感じがして。(特にピンに関して)

平面性に関しては、開催前から気にしてましたけど、
光沢仕上げに関しては、開催して始めて気になり、次回は改めようと考えていました。
でも、これって 以前先生が言われてた
「悪いところを治そうとするより、良いところを伸ばした方がいい」というアドバイスに反しているんですよね。
それを先日(改めて)悟りました。

2011-08-18 19:29 : ますだ URL : 編集
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Author:ogaeri
1992年より一般の女性をモデルに作品を撮り始める。2008年「鉄道と彼女」を発表した。
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